2015年の渋谷区議選はどうだったのか
今週は選挙カーが賑やかです。ただ音量制限は必要じゃないですかね本当に。
自分も子育て世代として今週末には1票を投じるつもりです。
ところで先日Twitterで渋谷区議会議員の当落ラインは1200票というツイートを見かけました。
ほんとかよと思い4年前の前回選挙結果を調べてみると、、
開票結果を得票数順に並べたもの↓
確かに1201票で当選しています！小数点が発生していたので、一部切り捨てました。（なぜ小数点が？）
渋谷区議会議員の定員は34名で前回の候補者は50名。当選者の最多得票は4163票で最低得票は1201票です。本当だった！
投票状況
全体の投票総数は7万3000なので、そのうち1.6％以上とれれば1200票に達します。渋谷区の大企業なら組織票で出せるレベル。。
渋谷区の有権者数は19万人いるはずなので、投票率は約38％と低いですね。
そして無効投票数が2506票もあるのが気になります。これの配分次第では丸2人当選しますが、白紙で出す人がそんなにいるんでしょうか。それとも誤字脱字でしょうか。（あるいは...
党派別結果
そして党派別に見ると日本共産党と公明党は候補者全員が当選していることがわかります。民主党より共産党、公明党の方が多いとは知らなかった。
さらに気づいたのは、7万票のうち死票（いわゆる落選者が得た票）は合計で10325票しかないということです。(投稿時は9255票と記載していましたが再集計で誤りが判明したため2019/4/22に修正済み）
割合にすると死票率：14.6％はすごい数字なのではと思い調べてみると、2017年の衆院選小選挙区では「全国の小選挙区全得票に占める死票率は48.0％」と出てきました。以下参考記事↓
【図解・政治】衆院選2017・自民党の小選挙区得票率と議席占有率（2017年10月）
渋谷区議会選挙で死票となる確率はめっぽう低いと言えます。
つまり
渋谷区議会選挙に投票すると、85％の確率で応援した候補者が当選する。
これって投票に行く価値がものすごく高いですよね。
渋谷区在住の皆様におかれましては週末ぜひ投票に行きましょう、区長選もありますね。
平成31年4月21日執行 渋谷区議会議員選挙立候補者一覧
もう少しわかりやすそうなサイト
平成31年4月21日執行 渋谷区長選挙立候補者一覧
投票日は4月21日の日曜日ですよ！
それでは
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