見出し画像

vol.1 by the end of summer インタビュー「完全に寝耳に水だった。The 1975のメンバーのプレイリストに選出。」


世界的に有名なイギリスのバンドThe 1975が今年2020年の4月に公開したプレイリストにとある日本のバンドが選出された事が一部で話題となった。
なぜならそのバンドはどう贔屓目に見ても有名とは言い難い、国内でもおよそ無名のエモバンドであり、しかもその音源はそのバンドが大学在学中に放った自主制作EP収録のものだったからだ。
そのバンドの名はby the end of summer
京都の大学で結成されたローカル・エモバンドだ。
一部の国内エモファンには良質バンドとして知られているが、まだまだ謎の多い彼らにメールにてインタビューをしてみました。
バンドのギタリストでありソングライターの宮崎くんが回答してくれました。

インタビュアー 植野(HOLIDAY! RECORDS) 2020年4月



ーーまずはThe 1975のメンバーのプレイリストに選出されたことが一躍話題となりましたが率直な感想を教えてください。笑

普通にビックリしました笑 
そもそもThe 1975なんて今のイギリスのロックスターみたいなバンドのフロントマンが、僕らみたいな京都でのんびり活動してるニッチなバンドの曲を聴いてるなんて思わないじゃないですか?
本当に不思議な出来事だったので、プレイリストが公開された後にThe 1975のインタビューを読んだりRedditあたりの書き込みを調べてみたのですが、マシュー・ハーリーのルーツの一つにエモがあるみたいだということが分かりました。
実際にThe 1975の次のアルバムはエモっぽくなると本人が公言していたり、確かにプレイリストにもJimmy Eat WorldやOliver Houstonが入ってたりてたので、本当なのかなと笑
他にもThe 1975のツイッターアカウントでMineralをフォローしてたりとか笑
音楽が好きな人だと、あんまり知られてないけど自分が良いと感じた音楽を他の人に紹介したい、みたいな欲求って大なり小なりあると思うんです。
マシューも音楽を聴き漁るタイプの人で、たまたま耳に入った僕らの曲を良いと思ってプレイリストに入れてくれたのかな~とか、そういう感じで勝手に考えてます。
あんなに人気のあるバンドをやっていても、音楽オタクは音楽オタクのままなんだなって思うとちょっと親近感湧きますね笑

ーー色々調べてみたんですね。笑
彼らのルーツにエモがあるというのは僕もどこかで見ました。



ーーこの曲、、というかこの曲に限らずヴォーカリゼーションやメロディーが例えばFall Out Boyとかあの辺に通じるかもと勝手に思ったり。。ちなみに他のエモ関連のプレイリストでもバイサマ(by the end of summer)を見かけたので、マシューもそこで発見したのかもしれませんね!
この事件について何か経緯とかありますか?多分、特に無いですよね。笑

プレイリストについて事前に連絡があったとかそういうのは全く無かったです。完全に寝耳に水でした笑

バンド結成のきっかけ。大学のサークル「ロックコミューン」について


ーーバンドは何年に、何歳の時に結成されたのでしょうか?
メンバーとの出会いや結成のきっかけも教えてください。

バンドの結成は僕が大学2回生の頃で、おそらく2013年の6月頃だと思います。
立命館大学の「ロックコミューン」というサークルに在籍していたのですが、軽音楽サークルなのにとにかく人が少なくて、1回生の頃はバンドを組むのにかなり苦労する状況でした。
2回生になってから新入生として入部してきた小西がドラムを叩けるとのことだったので声をかけて、その後紆余曲折あって同回生のおやまぐち(ベース)と後輩のボーカルを誘って結成したのがバンドの始まりです。

バンド名については、バンド結成の申請をするミーティングに出席する道すがらにBy The End Of Tonightを聴いていたのに加えて、夏休み明けにあるサークルの定期演奏会に出演したいから夏の終わりまでに曲を書かなきゃな~とぼんやり考えていたのが由来です笑
流石に悪ノリが過ぎたのでどこかで変えたかったのですが、タイミングを失ってしまって今までずっとそのままです。
現在のボーカルの久保くんが加入したのがその2年後くらいで、僕が4回生の頃でした。
エモが好きで、ロックコミューンにエモバンドがいると聞いて入部したと聞いた覚えがあります笑

※バンド結成前によく聞いていたというBy The End Of Tonight


ーーサークル「ロックコミューン」では同期にshe said、後輩にsushi やknitが居たと思います。先輩にはどんなバンドがいましたか?
例えば同じく京都発のバンドであるDie Communications、パラメヒコ、salt of life、Excuse To Travelなどはロックコミューンですか?

※she saidは在学中に京都のSECOND ROYALからCDリリース

僕の在学中にサークルに在籍していたバンドに限れば、control、Mother、おとぼけビ~バ~などが活動していたと思います。

※controlは後にChinese Footballの日本盤をリリースしているimakinn recordsからリリース。


Die Communicationsについてはメンバーのうち3人が僕の代と入れ違いで卒業していて、ベースの寺口さんだけが僕の1つ上の代だったので在籍している状況でした。


他にもチップチューンのTORIENAさんやHi, how are you?の馬淵さんが居たりと、結構バラエティ豊かだったと記憶しています。

パラメヒコはコミューンで、Excuse To Travelはベースの方だけコミューンです。salt of lifeはサークルと直接の関係はありません。


ーーcontrol、Mother、おとぼけビ~バ~とはこれまた濃いメンツですね、、!
Hi, how are you?の方も在籍していたのですね。

controlはlittlekidsのメンバーが在籍していたかな?
それから確かfULLHOUSEという良いバンドもいましたよね!

あと最近知ったのですがPASTWALKERもコミューンだったのですね!

はい、controlの南条さんが京都にいたころはlittlekids(現在はTIE DYE)でベースを弾いていました。


fULLHOUSEはcontrolでベースを弾いていた木村さんがメインで活動されてました。


PASTWALKERについては今ダイコミのシゲさんがブログに書いてらっしゃいましたね!


インタビュー vol.2 に続きます。

by the end of summer インタビュー
vol.1
https://note.com/holiday_records/n/n9630bb285eda
vol.2
https://note.com/holiday_records/n/nec8cee3bd97a
vol.3
https://note.com/holiday_records/n/n3918d370e4d6

彼らのCDの購入はここから出来ます。
by the end of summer / Laughing e.p.(CD)
https://holiday2014.thebase.in/items/5516805


HOLIDAY! RECORDS
【Twitter】https://twitter.com/holiday_distro
【Instagram】https://www.instagram.com/holiday_records/
【shop】http://holiday2014.thebase.in/
【spotify】https://open.spotify.com/user/holiday%21records?si=4v_2DJWdTJ2qsDEDv1mBBw
【note】https://note.com/holiday_records
【soundcloud】https://soundcloud.com/holiday-records




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?