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厳選5組!国内オルタナティブ・ロック最前線!downt、Fallsheeps、Apes、とがる、the scented



最近、音楽的なルーツをしっかり感じさせる芯の強さと
ハイブリッドを感じるオリジナリティー、
さらにはアンダーグラウンドを突き抜けて、国内ロックシーンの未来を照らすような、非常にキャッチーな歌心を併せ持ったバンドが
沢山同時に現れています。

特に個人的には、
エモ(エモリバイバル)以降を感じさせる音楽性と
オーバーグラウンドにも突き刺さる素晴らしい歌声を持ったバンドたちに
これから何かが起きそうなワクワクを強く感じています。

今回はそんな国内オルタナティブ・ロックの最前線 5組を紹介したいと思います!




downt

昨年ナンバーワンの衝撃だったかもしれない。共感してくれる人は多いのではないでしょうか。

アルバムリリースと同時にTLを席巻し、その後にライブを見た人の評判もいまだに絶える事がない。
downtは2021年結成の東京の三人組。
エモ、インディーロックをルーツとするであろうヒリヒリする緊張感のあるサウンド。
ルーツをしっかり感じさせるその根っこはぶっとくも、それだけで終わらないキャッチーさも併せ持っていて、規格外のハイブリッド感があります。

エモ・リバイバル以降を感じさせつつ、toddleやMASS OF THE FERMENTING DREGSに連なるものも感じさせつつ、羊文学やチャットモンチーなどを聞く人にもリーチしそうと思わせる。

決定的な魅力の理由はおそらくその歌声で、めちゃくちゃ心に浸透してくる特別な歌声。
それはシーンを超えて広がっていきそうな才能です!

レーベルは次世代国内Emoの震源地と言えるレーベル、 ungulatesから。






Fallsheeps

2018年結成の横須賀の3人組。
Fallsheepsも2022年の新譜が最高でした。
既視感のないフレッシュな感覚があるのに、同時に肌にしっくり吸い付く感じ。
しっかりルーツに根付いたサウンド、と同時にそれを更新せんとする意志を感じる。こういうの求めてる!

鋭い轟音のオルタナ、エモ/ポストロック、シューゲイズをブレンドしたようなトレンド感のある音像と、抜群に人懐こい歌が融合した、国内ギターロックの未来を照らすサウンド!
アンダーグラウンドとオーバーグラウンドを繋ぐようなサウンドだと思います。

血肉はオルタナ、エモ、ポストロック。そこにシーンをぶち抜く歌の力!
今後はKOTORIとかAge Factoryとかとガンガン共演していくのがイメージできる感じ、あります。






Apes

こちらも日本語オルタナティブ・ギターロック最前線のバンドだと思います!
いろんなところから、めちゃくちゃ良い評判を聞く。
東京の4人組ロックバンド。
大型オーディションでもグランプリを獲得してますし、気になってる人は多いと思います。

メンバーはDYGLやNOT WONKにシンパシーを感じているそうで、それ、個人的になんか信頼出来るなあ。
音楽性はグランジ、エモ、ガレージロックの影響を織り交ぜたようなオルタナティブ・ロックで、変化球とかは無く、正攻法で聞かせる感じ。
だけど、特に歌が光っていて、決して退屈はさせない。
少しエモの影響も感じさせるのが今っぽいのかも。

歌詞も好きです。
歌の主人公はどこか冷めたような雰囲気で、それでいて一度絶望してから再び立ちあがろうとするような世界観。
インタビューを読むとメンバー自身、一度バンド活動を諦めかけた過去があるみたいですね。







とがる

東京のとがるも、エモと日本語ギターロックのハイブリッドを感じる次世代。
エモとシューゲイザーをブレンドしたようなヘヴィなサウンドと
日本語のアンセミックな歌を持つ。
「Modern Grunge」を提唱するニューカマーです!

海外メディアで見るエモ・ゲイズとか
ヘヴィ・シューゲイズと形容されるような音像を思わせるハイブリッドな轟音サウンド。
「散瞳不良」のイントロとかはめちゃくちゃemoですね。
その一方で、90's 00's の国内ギターロックの系譜に位置づけ出来そうな、
少し懐かしい雰囲気もあります。
Title FightとART-SHOOLのどちらの感覚も持ちながら鳴らされているような
絶妙な感じ。

こちらもdowntと同じungulatesからのリリース。





the scented


2021年活動スタート。
gt/voミヤのソロプロジェクトになります。
サポートにはなんとasayake no atoやYKCMのメンバーが在籍で、
そのメンバーに期待する通りの非常にアグレッシブなサウンドを持っています。

アンダーグラウンド的な熱量の攻撃的な演奏と、突き抜けてポップで甘酸っぱい特徴のある歌声の組み合わせ。
これはシーンを超えて受け入れられる可能性をめっちゃ感じます!

彼らが敬愛するというtricotやcinema staffもそうだと思うのですが、
オーバーグラウンドもアンダーグラウンドも関係なく支持されそうなバランス感覚、魅力があります。
このバンドにも新たなオルタナティブ・ロックの潮流を感じています。





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