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PBP(Paris Brest Paris) 2023 ④ 前日受付


スタート前日の予定

8/19(土)
10時~ドロップバッグ預け @Best Western Paris Saint-Quentin / JFT Cycling
 ランブイエ城へ移動
13時~ Audax Japan 記念撮影
 前日受付
 なくしたツール類の補充
16時~ AJたまがわ 記念撮影

ドロップバッグの預け入れ

 グッディスポーツツアーによるドロップバッグ受付がすでに 6/30 時点で締め切られていたことを知ったのは 8月に入ってから。ドロップバッグについて情報収集を怠っており、某嫁さんにどうしたものか尋ねてみたら  JFT Cycling サイトから申し込みできることを教えていただく。
 グッディスポーツでは ルデアック (Loudeac) のみの扱いであるが、JFT Cycling の場合は直前まで受け付けており選択肢も多く、ルデアック (Loudeac) のみならず フジェール (Fougeres) なども指定できる。試しにこの2拠点に配置することにしてみた。走行中不要になったバッテリーなども各往復でバッグに預けることが可能になる。一拠点あたり 50ユーロ。
 ピックアップ場所も数多くあって迷うほど。ibis Saint-Quentin-en-Yvelines Vélodrome の場合、最寄りが Best Western Paris Saint-Quentin になる。
 ピックアップ日時もスタート当日のみではなく、前日 10-13時、13-16時 も選べるため、前日午前中とした。

 ドロップバッグには予備バッテリー、予備タイヤ、補給食、着替えウェア、替えくつ下、タオル、カイロなどを詰め込んだ。予備バッテリーも想定+各1台(予備の予備)としている。
とくに補給食では「郷に入っては郷に従え」を基本スタンスとしたく、もしかしたら使わないようなものばかり(今回の気温予想では防寒グッズなど不要と思われるが 万が一気温が下ぶれした場合に備えて)であるが、かなりの重量があったので保険的な位置づけとして選択肢が増える分にはよいことで、通常の荷物と別にできたことも有難かった。 

ドロップバッグのなかみ
ドロップバッグを 2拠点に配置

 降り出した雨のなか、バッグの紐が左右の肩に食い込むほどの重量で、ベストウェスタンまでの片道5分ほどの自転車道のりは辛いものだった。濡れた路面で滑って転倒しないよう気をつけながらベストウェスタンに到着、フロント入口の近くにいた日本人参加者の方にドロップバッグですか?と尋ねると「いや明日だけど」との返事(グッディスポーツのドロップバッグ回収はスタート当日なのだった)。フロントに荷物を預けようとしたら「I don't know.」何それ?と言わんばかり、、バカンスシーズンで留守番っぽいフロント担当者は何も聞いてないようだった、ともかく JFT Cycling から届いていたメールを見せて説明しピックアップが来るはずだから、と荷物を預かってもらった。
 某嫁さんたちも午後預けで同じような対応だったようで、念のためフロント担当者から JFT Cycling に電話で確認させ、エアタグを仕込んで荷物の位置を追跡できるようにしておいたそうな。
 結果、ドロップバッグは無事に各拠点へ配備されるのだが、海外あるある的な一連の対応だった。
 個人手配は自由が利く一方で交渉も伴うので、それが煩わしいと思う人はツアーを選択するとよいでしょう。

ランブイエ城へ移動

 雨が降っていなければ 片道 30km ほど自走で行こうかと思っていたが、あまりにも雨なので、自転車に乗りつつ最寄り駅から電車で行くことに。
 駅に着いたら日本人参加者の方が2名ほどおられて、いっしょに自動券売機での切符購入にトライ。
 自転車ごと電車に乗せると、近くの座席にいたシンガポール人、アメリカ人たちとすぐ和気あいあい、シンガポールは狭いから長距離ライドしようと思ったら2周以上まわるんだとか、アメリカはクラブ単位で活動することが多いので100人単位で乗り込んできているとか、、あっという間に終点ランブイエ駅に到着。雨は止んでいた。
 駅からランブイエ城へ向かう途中、ただならぬオーラを発しながら前を走っている日本人女性が2人。赤の ARGON18、やっぱりペコさんだ!!!

しっかり予習

 同人誌で予習させていただいた御礼を走りながら伝えつつ、自転車屋さんに向かっているというので、自分も自転車屋さんを探しているので場所を教えていただいた。有難し。

記念撮影 Audax Japan

 なんだかんだで ランブイエ城に着いたのが 13時ぎりぎり。日本橋1000で途中(新庄から酒田に向かう国道344号線の青沢峠にて)ご一緒したCANYON乗りの「くらさん」と待ち合わせ。ようやく見つけると記念撮影が始まろうとしていた。

日本人参加登録者 364名。記念撮影に来ていない人もたくさんいるはず、
 それでもこの人数!
 PBP初参加の自分、ここでは 1/364 豆粒のような存在、、
 もとい各国すべて参加者を合わせると 1/6,749 、、、
 想像以上のイベント規模感に圧倒される、、、、

前日受付

記念撮影を終えると、くらさん、電車で一緒になった初参加の方、オダックス近畿わじまさんら と受付会場のあるランブイエ国立羊小屋へ。

受付会場-1

ブルべカード、ボトル、ゼッケンなど参加セット一式を受け取る。

受付会場-2
道路標識レプリカ

オーダーするときにサイズがわからず気になっていたが、
ジャージ、反射ベストは試着してサイズが合わなければ交換可能!
お土産用にジャージやグッズの追加購入も可能!

記念ジャージ交換/販売

電車で一緒になった初参加の方は、輪行組立した後、ギアがローに入らなくなったので自転車屋があれば見てもらいたいと言っていたが、オダックス近畿わじまさん(バイク、ヘルメットからシューズまで何から何まで金色な方)がシフトケーブルの浮いている箇所を探し当てて解決してしまった。流石である。

なくしたツール類の補充

PEKOさんたちに教えていただいた自転車屋さん Culture Vélo Rambouillet に向かう。ランブイエ城からは片道3km ほどあり、自転車で片道約10分ほどの道のり。
なくしたツール類:タイヤレバー、CO2ボンベとヘッド、六角レンチ、トルクスレンチ、ボトルケージを留めていたネジ、、
最低限の代用品になるが無事に買い揃える。ツールケースは気に入ったものが無かったが、また落としそうなので買い足さず。サドルバッグにしまうことに。

Culture Vélo Rambouillet
購入したツール類

記念撮影 AJたまがわ

 自転車屋さんで一通りツールを買い揃えたところで AJたまがわ記念撮影の待ち合わせ時間 16時を過ぎてしまう。
 ランブイエ城に戻ると、記念撮影を終えて受付会場へ移動中の 某嫁さん、ぜっと隊長、Guranさん、キルハさん、けいたさんのご一行と合流。自転車を置いてホテルから徒歩と電車で来たとのこと。ランブイエ城から受付会場まで片道 2kmほどの距離があり 徒歩30分くらいかかる。受付するところまで見届けて、明日のスタート地点など自転車で確認。
 ランブイエ駅にて再び合流、サンカンタン駅まで戻りテラスのあるレストランで夕食。hideさんとも合流、PBP出られる方はみなさん猛者で錚々たる顔ぶれ、リアルでお会いできたのは貴重な体験。

スタートゲート
夕食
ホテル近くの夕陽

ホテル帰着。ここからは明日夕方からのスタートに備えて、体をしっかり休ませることにします。ほどよい疲労感にて就寝。




 
 

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