PBP(Paris Brest Paris) 2023 ③ 出走準備
現地時間 朝10:30 頃 ホテルに到着。正午12時からのチェックイン予定となっていたが、部屋に空きがあるようでとくに待たされることなくルームカードを受け取る。
スタートしてしまえば夜通し走り続けることになるので、時差のことは気にせず輪行解除。自転車を組み立てて問題がないか確認。フロアポンプで空気を入れて早速試走に出かける。
現地通貨のキャッシング
飛行機が着陸する直前に軽食が出されたが量は少なめ。お腹が空いたので自転車で走り始めてすぐ目についたスーパー (E.Leclerc BOIS D'ARCY) に立ち寄り、ライド中でも補給できそうなプロテインバー、パン、水、スポーツドリンクを買い揃える。まだ現金を下ろしていなかったので自動レジに並びクレジットカードで支払いを済ます。
後にATMにて120ユーロ(約19,000円)ほどクレジットカードにてキャッシングするが、フランス滞在中に利用した現金は およそ 90ユーロ(約14,000円)程度。現金を使ったシーンとしては、PC/WPにて現金オンリーの時、クレジットカード決済よりも現金レジ列のほうが空いている時、有料エイドにて支払が少額な場合またはチップ、帰りの空港お土産店で現地通貨を減らしたいとき、に限られ、それ以外ほぼクレジットカード/タッチ決済。
後日談:帰国後キャッシング分の口座引落しが10月になっていたので、カード会社に電話して繰上げ返済(数百円分を節約)。
試走
輪行解除して機材トラブルがないか確認
現地の交通マナー、右側通行、ラウンドアバウトや標識に慣れる
基本右側通行
自転車どうしの追い越しは左から
自転車用信号がある場合は遵守
車は赤信号でも自転車は右折OKなど標識あり
SAUF : 一方通行や進入禁止の下に SAUF とある場合、自転車は通行OK
RAPPEL : 注意(合流ポイントなど)PBP公式の Openrunner で地図表示、ログとれることの確認
現地の気温気候に慣れる
トラブル発生(ツールケース一式なくす)
ヴェルサイユ宮殿庭園 の石畳に差し掛かる前まではツールケースがあったのだが、おそらく石畳の激しい振動で落下した?(落下したことにすら気付かないほどの激しい振動だった)
たまたま撮影した写真を見ると、15分ほどの走行区間中にツールケースが消えていたことになる。
ホテルのある Saint-Quentin-en-Yvelines から 凱旋門まで 片道 30km ほど試走したところでツールケース紛失に気付いた。そして写真から紛失したおよそ区間も特定できたので引き返すことに。帰りにヴェルサイユ宮殿庭園の警護係に写真を見せて、落とし物として届いていないか尋ねたが「Chat noir (黒猫)!」 届いていないという。自分の通ったルートを注意深く引き返すが結局見つからず。人通りの多い場所で3時間以上経過しているのが悔やまれる。
ボトルケージのネジも緩んでなくなっていた。石畳の振動は想像以上だったため、ネジの増し締め確認と落下防止対策をしっかりせねば。
いずれにせよ、明後日夕方のスタートまでに現地調達?なんとかせねば、、、
ルートのチェック
日本を出発する前に予め時間のある時に GARMIN 1040 にフランスの地図データと GPXファイルをインストールしておきました。ばるさんの情報がここでも有益。
https://twitter.com/barubaru24/status/1629105156720844800
その後、ACPから 8/19(土) メール案内のあったルート情報が最終と思われるので最終チェックを。
GARMIN
GARMIN にダウンロードしたGPXファイルと最新版との更新日に差分がないことを確認。
ちなみに GPXファイルは Etap(ステージ) 1 - 15 まで 15本ある。「ダウンロード →GARMIN Connect →転送」といった手作業を介してしまっていることと、取りこぼしがないように、念のため オリジナルをスマホで参照できるように設定。
iPhone (Openrunner)
パソコンにてルートのリンクをクリック、Openrunner が起動するのでアカウント登録(無料)、各ルートを Favorites 💗 にしておく。
iPhone にて Openrunner アプリ起動して同アカウントにてログイン、My Lists > My favorites にて参照できることを確認。
Openrunner は RideWithGPS とほぼ似たようなアプリ。無料でログ記録(GPX) も可能。
PBP走行中は GARMIN と iPhone (Openrunner) とでルートはダブルチェック。ログ取りも GARMIN メイン、Openrunner サブとしてダブルにて。フリーズや誤操作によって中断してしまうと気落ちするので、GPSやログは冗長性を確保しておきます。
ルートは Etape単位で 1 ~ 15 あるので、PC再出発時に毎度次のルートを呼び出し。
aller 行き / retour 帰り の GPX ファイルもあるので、Epic Ride Weather で天気予報を知るために利用。
尚、初参加ということもあり国内ブルベの習慣で「PBPのルート分岐点にはサインボードが設置されてるはず」というのが走行中の意識から抜け落ちていたのは終わってからの反省点、、
天気予報のチェック
Epic Ride Weather (有料アプリ)にて片道ずつ。
(出走直前のスクリーンショットを失念。終わってからの結果画面です。
あくまで予報なので直前、ウェア着替える時など走行中もチェック。)
最低気温は 13℃を下回ることなく、最高気温は 30℃ 越え。どうやらゴール前に降水確率あり。
夕食(カルフール、バーガーキング)
某嫁さん、AJたまがわ先着隊と合流。Saint-Quantin-Yvelines 駅前の中心街に繰り出す。カルフールでショッピング、バーガーキングで夕食。
フランスの素泊まりホテルは、冷蔵庫やコインランドリーが見当たらず。
スーパーで買い物はよいが、このあたりは不便を感じたところ。
不意にスーパーで買い物となることもあるので、エコバッグ は携帯しておいたほうがよい(某嫁さん、ありがとう)。
珍しい果物や食材に出会うこともあるので、ナイフ、スプーン、フォークをスーツケースに忍ばせておくと便利。