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PBP番外編 - パリ散策サイクリング

2024 パリ五輪をテレビ観戦していたら、昨年 パリ・ブレスト・パリ の際に訪れた パリ散策サイクリング について回想、この機会に写真記事としてまとめたくなりました。これは 観光サイクリング的な おまけ備忘記事 です。


スタート / 宿泊地 Saint-Quentin-en-Yvelines

パリ・ブレスト・パリ のスタート地点 ランブイエ は パリ・モンパルナス駅から およそ 50-60km ほど、電車で1時間ほど離れたパリ郊外にあります。このため 宿泊地は ランブイエに近い サン=カンタン=アン=イヴリーヌ Saint-Quentin-en-Yvelines を拠点としていました。そこからの散策開始になります。

ベロドローム Velodrome National De Saint-Quentin-en-Yvelines

ベロドローム Velodrome

2023 ツール・ド・フランスでは 最終 21ステージのスタート地点でもありました。自転車トラック競技の会場です。宿泊ホテルはこのベロドロームの隣でした。

ヴェルサイユ宮殿 Palais de Versailles

パリ五輪 馬術と近代五種の会場です。
サン=カンタン=アン=イヴリーヌから 約 8km 自転車で片道およそ 30分ほどですが、いざ到着すると敷地は広大です。こんな場所で競技が行われるなんてとても素敵ですね!

ヴェルサイユ宮殿 Château de Versailles
ヴェルサイユ宮殿 Château de Versailles
石畳 パヴェ Pavé

ここで石畳 パヴェ 走行を初体験🔰 思った以上にガタガタで振動が大きくハンドル操作にストレスを感じました、、

パリロンシャン競馬場 Hippodrome ParisLongchamp

パリ五輪の競技には直接関係ないと思いますが、競馬の凱旋門賞で有名とあって名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ベルサイユから凱旋門を目指して 約 12km 1時間ほど、ブローニュの森の一角にありました。

ロンシャン競馬場 Hippodrome ParisLongchamp
ロンシャン競馬場 Hippodrome ParisLongchamp
ロンシャン競馬場 Hippodrome ParisLongchamp

エトワール凱旋門 Arc de Triomphe

サン=カンタン=アン=イヴリーヌから 約 26km 自転車で片道およそ 2時間ほどかけて、いよいよパリのランドマークの一つ、巨大なラウンドアバウト(環状交差点)に到着です。

エトワール凱旋門 Arc de Triomphe

ここまでが PBP出走前の試走で、完走後に続きを走りました、、

ドゥニ・ディドロの像(サンジェルマン大通り) Statue de Diderot , Bd Saint-Germain

大通りの横のちょっとしたスペースに像があったり、テンションが上がります!

ノートルダム大聖堂 Cathédrale Notre-Dame de Paris

ここからは有名な観光地を巡ります。

ノートルダム大聖堂 Cathédrale Notre-Dame de Paris
SAUF (自転車を)除いて = 自転車は通行可

ルーブル美術館 Musée du Louvre

ルーブル美術館 Musée du Louvre

観光客が多くて人通りが途切れず、これでもシャッターチャンスに気を遣いました、、

オルセー美術館 Musée d'Orsay

オルセー美術館 Musée d'Orsay
オルセー美術館 Musée d'Orsay

ルーブルもオルセーも、じっくり美術館に入って鑑賞したいところですが、サイクリングと掛け持つと時間が足りません、、(もし鑑賞するのでしたら別の機会が必要になるでしょう)

セーヌ川沿いのサイクリングロード(ルーブル美術館の対岸)

サイクリングロードが整備されており、思っていた以上にストレスなく周遊できました。

モンマルトルの丘 La Butte Montmartre

セーヌ川から小高い丘を目指します。パリ五輪ロードレースではいずれかの急坂を駆け上るそうです、、

モンマルトルの丘へ続く階段
サクレ・クール寺院(モンマルトル)Basilique du Sacré-Cœur de Montmartre
サクレ・クール寺院からパリ市内を望む(1)
サクレ・クール寺院からパリ市内を望む(2)
カフェ休憩
カフェ休憩 - オムレツ Omlettes
カフェ休憩 - クレープ Crêpe

オムレツだけでは足りず、クレープ(ガレ)もいただきます、アプリコットジャム添えにて Confiture d'Abricots 

カフェ休憩 - 盗難に注意

ちなみに、有名な観光地で人通りも多いのでスリ盗難に遭わないよう細心の注意でカフェ休憩です、、外テーブルで自転車は自席のすぐ横に置き、近づいてこようとする人物には要注意、とくに背後スペースに他者が回り込まないようにと、財布や貴重品は身に着け、常に注意を逸らさないように、、
プロの窃盗集団が暗躍する界隈でもあり、日本にいる時の感覚でくつろいでいたら洗礼に遭う確率大と思われ。くれぐれもご注意を!

カフェ休憩を終えて再びサイクリングを始めます。面白そうなオブジェがあったので記念撮影

壁抜け男 Le Passe-Muraille

エトワール凱旋門 Arc de Triomphe

再び

エトワール凱旋門 Arc de Triomphe

ここからズイフト Zwift でお馴染みのルート、パリシャンゼリゼ Paris Champs-Élysées をたどってみることに

コンコルド広場 Place de la Concorde

コンコルド広場 Place de la Concorde
セーヌ川沿いのサイクリングロード地下通路(チュイルリー庭園~ルーブル美術館)

ズイフトでは左折して地下へ、ちょうどルーブル美術館の真下をくぐって折り返し周回するルートになってますが、現実は左折できず まっすぐ通り抜け ポンヌフの近くで再び地上に出ました、、

ポンヌフ Pont Neuf

ポンは「橋」、ヌフは「新しい」という意味ですが、セーヌ川に架かる32の橋の中ではもっとも古い橋だそうです。

ポンヌフ Pont Neuf

オペラ座  Palais Garnier

訪問した時期が 2023 ラグビーワールドカップ開催直前でしたので、ラグビー関係の看板をよく見かけました。

オペラ座  Palais Garnier

トロカデロ広場 Place du Trocadéro ~ エッフェル塔 Tour Eiffel

パリ五輪ではこの辺りも会場として整備されよく見かけることでしょう。

トロカデロ広場 Place du Trocadéro ~ エッフェル塔 Tour Eiffel

モンパルナス駅  Gare Montparnasse ~ 帰着

自転車はたたむことなく、そのまま鉄道乗車できるので、帰りはモンパルナス駅から 鉄道利用にて 宿泊先へ戻りました。

モンパルナス駅 Gare Montparnasse
サン=カンタン=アン=イヴリーヌ駅 Gare Saint-Quentin en Yvelines

PBPフレームバッジをつけたまま走行していたことから、「PBP rider ? Finish?  Congrats !!!(PBP 完走したのか? おめでとう!!!)」といったようなノリで案外よく声をかけられました。こんな小さなフレームバッジ、日本では誰の目にも止まらないほど地味に違いないハズですが、この日は PBP走者に対する尊敬の念を周囲から感じとれた特別な一日となりました、パリ、フランスの自転車愛すげー(嬉し泣き)。

ここ数年はコロナ影響もあり一年ずれていたら参加が実現できなかったかもしれず、四年に一度開催の重みを嚙み締めつつ、自分の自転車で パリ市内を走行、とても感慨深いサイクリングとなりました。

もともと旅行的な魅力から自転車という趣味に入ったのが出自になります。地元の千葉・南房総ではイベントガイドライダーをする機会もあることから、リサーチを重ねて いつかパリでも ガイドライダーとして観光サイクリング案内をしてみたい といった無謀な想いに駆られました。(終)

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