見出し画像

精神保健指定医【口頭試問】集中合宿⓪口頭試問に進むまで

初めまして、ほくと先生です。

(追記:無事合格しました。2023年5月2日)

私は、もともとは、初期臨床研修を母校の大学で修了後、精神科単科病院で後期臨床研修を行っていたのですが、学生の頃に立ち上げた「みんコレ」という医師国家試験採点サービス事業のほうに専念したくて、常勤で3年務めた後、一度、臨床業務を大幅に減らすために非常勤になりました。その後、2021年8月に、株式会社メドピアさんに無事、事業譲渡することができ、時間的な余裕ができたので、今後、自分の経験を社会に生かす選択肢を増やすことを考え、精神保健指定医を申請することにいたしました。

まず、2021年12月9-11日に神保町で行われた申請を行う要件の1つである指定医研修会に参加しました。次に、症例報告を5つ用意する必要があったのですが、すでに病院を離れていたため、もともと研修していた病院に何度も足を運んで、症例を選ぶところからレポートを書いて、指導医の先生に指導していただき、サインをいただいて、やっとのことで、締め切りぎりぎりの2022年6月30日に提出しました。

その後、しばらく何の音沙汰もなく、もしかして何か書類の不備があったのではないだろうかと、ずっとドキドキして過ごしたのですが、2022年2月13日に、3月3日に口頭試問を受ける旨、通達が来まして、今こうして、短期集中合宿を行うに至ったわけです。

しかしながら、病院を退職している身としては、どうやって、勉強するものなのか、身近な例がいませんから、まずそこから調べ始めました。しかし、だいぶ特殊な状況っぽく、インターネット上には、あまり情報がありません。

NOTEで、精神科医K先生が、まとめてくださっている情報があるぐらいです。

(これは、後で、使ってみて、コメントさせていただこうと思っています。)

そこで、おそらく、現行の制度で、精神保健指定医を取得しているであろうかつての同僚たちに、いろいろ聞いて回ったところ、みなさん親切にも、丁寧に、どんなことが重要か教えていただきました。結論から言うと、

とりあえず、 合格するには
「精神保健福祉法詳解」
「指定医研修会資料」
「症例レポート」
の3つの資料を 理解すればいいということがわかりました。

目標は2つあって
・指定医の業務を正しく説明できるか
・症例を自分が主治医として説明できるか

だということで、やるべきことがだいぶクリアになりました。

そんなこと、当たり前だよと、受験生のほとんどは思っていることとは思いますが、私と同じような立場の人も少なからずいるのではないかなと思い、できるだけ、スムーズに勉強できるように、足跡を残しておきたいと思っています。

では、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?