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【考える葦であれ】大人こそ「なぜ?」を大切に。154日目


◆「人間は考える葦である」


哲学者パスカルの名言

「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。 しかしそれは考える葦である」


人間だからこそできる“考える”ということ。


皆さんは“考える”ことを怠ってはいませんでしょうか。


「なぜ?」
「どうして?」
「本当に?」


子どもの頃の様に、疑い、考えることは年を重ねるごとに減ってきますよね。


なんで空は青いの?
なんで夏は暑いの?


子どもの疑問って良いですよね。


ただ、どうしても大人は理論や知識、経験で応えてしまったり、片づけてしまう事が多くなってきます。


実際、私も年々考えることの幅が狭くなってきているなと感じています。


◆考えることを怠るリスク


考えることを怠ってしまうと人間としての良さを失ってしまいます。


・傲慢になる
・視野が狭くなる
・他者を許せなくなる


頭でっかちで見える世界も狭くなってしまい、他者にやきもきするばかり。


こんな人生過ごしたくはないですよね。


考えることを辞めてしまうと、数少ない自分の知識や自分の価値観にすがるようになってしまい、上記のようになってしまうリスクが上がってしまいます。


◆“考える”メリット


反対に考えるメリットも存在します。


・柔軟性が増す
・視野が広がる
・他者に対して寛容になる


先ほどのリスクの反対にはなりますが、
頭が柔らかく、見える世界も広がり、他者との付き合いも楽になる。

自ら楽を手に入れられるなんて素敵ですよね。

◆考えることは多面性を育む

考えるという事は、物事を多面的に捉えるということにもなります。

【リンゴ=赤い】

という数式しかない人と比べ、

【リンゴ=赤い、果物、丸、木になっている、甘い、白雪姫、青森、、】

などと考えられる方が多面的に物事を見ることができますよね。

多面的に捉えることにより、未知なことや、違う価値観や意見と遭遇した際に、受け止めることができ、改めて考えるタネとなります。

◆最後に:ボーッと生きないために


今の世の中は、良くも悪くも調べたらすぐに答えが見つかります。

利便性で言えば素晴らしいのですが、同時に考えると言う人間の素晴らしさを奪っています。

子どもの頃に 
『なんで?』
と考えたように、一度調べる前に考えてみてはいかがでしょうか?

仕事でも、すぐに答えを見つけたり聞いたりするのではなく、考えてから行動した方が主体的に立ち振る舞うことができます。

私も、5歳の女の子に
『ボーッといきてんじゃねーよ!』
と、怒られないように、考え、自分の意見を持っていきたいと思います。


知らないことが恥ずかしいのではなく、考えない事をもっと恥じるべき。

私のモットーです。

目の前のことに疑問をたくさん持って生活していきましょう!!


本日も最後までお読みいただきありがとうございました!!





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