「質問の種類」を知ろう
みなさま、こんにちは。
中小企業診断士HOKU塾の「O」、大矢が担当いたします。
さて、私たちHOKUのメンバーがお届けするセミナーの開催まで残り7日となりました。多数ご参加いただき残り3席となります。「お値段以上」のセミナーになっておりますので是非ご参加ください。
『若手・新任リーダー必見!課題すっきり解決!コミュニケーションセミナー』
~ まわりの見る目が変わる!コミュニケーション術教えます ~
日時:2021年7月31日(土) 午後1時~午後4時30分
場所:としま区民センター 504会議室
池袋駅東口より徒歩7分
セミナー詳細、お申し込みはこちらのURLからお願いします。
https://www.kokuchpro.com/event/f316634a118bd4f6c5a2d29a3c5fb67c/
本日は「質問」のスキル、応用編です。
質問には、相手に考えさせたいレベルや目的に合わせ、様々な種類があります。自分が普段使っているのはどのレベルの質問か考えてみましょう
レベル①Yes/No型質問
はい、いいえで答えられる質問。相手は答えをあまり考えないので比較的答えやすい質問ですが、話は膨らみません。こちらが思う答えを確認したいときになどに使います。
「みんなと顧客情報を共有する時間は取ったの?」
「プレゼンの準備はきちんとできてる?」
レベル②選択型質問(which)
選択肢を提示して相手に選ぶことを促す質問。すでにある程度条件がそろっているときに使います。
「顧客情報の共有はオンラインでする?それともミーティング?」
「プレゼンの準備はばっちり?さっぱり?」
レベル③情報限定型質問(who/where/when)
いつ、どこで、誰がなど、答えの範囲がある程度限定される質問。相手に範囲を絞って考えさせたいときに使います。
「顧客情報の共有ミーティングは誰が仕切るの?」
「プレゼンの準備はいつするの?」
レベル④自由回答型質問(what/how)
範囲も答えも、相手が自由に答えれる質問です。発想を限定せず、相手に広く考えることを促したいときに使います。
「顧客情報の共有、どう進めるのがいい?」
「プレゼンの準備、どうする?」
このレベル④はとても自由度の高い質問です。どんな答えが返ってくるかは相手次第。自由度が高すぎて、相手の成熟度によっては答えられないことも多いです。
メンバーを育成する上で大切なのは、答えを言わせることよりも、相手に考えさせること。質問を通じ、相手に働きかけ、思考力と発言力を磨くことです。
質問は、志向のスイッチ。質問されることは、そのことについて考え、話す機会を与えられるということです。答えられない自分に気づき、自分の無知にも気づきます。相手がなかなか答えられないからと言って責めることなく、あきらめず、④自由回答型の質問を投げかけてみてください。
明日は、HOKUのメンバー「U」が担当します。
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