麻雀・全ツ人対策
全ツ…とにかくめっちゃ攻めてくる人。オリない人。
全ツ人…全ツする人
今回は全ツ人が複数いる時のお話です。
まず、忙しい人のために結論だけ書きます。
■対局中の対策
1.リーチはかける(リーチをかけても相手はオリないため)
2.こちらはかわし手(≒安い鳴き手)、安い愚形リーチではあまり勝負しない。明確に高いか、明確に待ちが多い手で勝負する。(愚形リーチに相手の足を止める効果がさほどないから)
3.形式テンパイはさほど狙わなくていい。(全ツ人たちが放銃し合うから)
■対局前の対策(座学)
1.そもそも全ツ人が多いと思われる下のクラスで勝つには、牌効率を高めて上から殴るのがよい。自分の手をしっかり作る基礎力を高める。
2.自分の手が高いか低いかわからないと、押していいか引いていいかわかりにくい。自分の手の点数がなんとなくわかるようにしておく。(最初はファン数がわかればよい)
3.全ツ人が来ることを覚悟する。「しめしめ待ってたぜ」ぐらいの気持ちになれるとよさそう。
〇解説
■対局中の対策
1.リーチはかける
そもそもリーチはかけます。特に最初の内は、特別な事情がない限りはリーチ、ぐらいの気持ちでいいです。
全ツ人ズ相手なら、ダマでマンガンとかあっても元気よくリーチをかけましょう。もらえるものはもらっておいたほうが、事故に備えられます。(リーチはかけろ!参照)
2.かわし手(≒安い鳴き手)、安い愚形リーチではあまり勝負しない
「安い愚形リーチではあまり勝負しない」は、「リーチはかける」に反するようですが、まあ全ツ人が複数いるのは特別な事情に含んでもいいでしょう。そもそも、あまりにも安い愚形リーチは効率的にちょっと怪しいみたいな話もあるにはあります。
かわし手(≒安い鳴き手)は、相手にリーチをぶつけられると苦しくなりがちです。やるなら、かなり勝算が高い時や、安全にオリれる(役牌暗刻があるとか)時にしておきましょう。
3.形式テンパイはさほど狙わなくていい。(全ツ人たちが放銃し合うから)
全ツ人ズの牌効率次第では、相手だけテンパイで終わったりしますが、あんまり気にしなくていいです。こちらは押し引きをハッキリさせる方がやりやすいと思います。(いい手なら攻めて、そうでもないなら守る)
■対局前の対策(座学)
1.そもそもの牌効率を高める
身につきやすいという意味では一番大事です。
牌効率は、押し引きよりはふわふわでもなんとかなりがち(どう打ってもアガれたりするから)ですが、精度が一定以下だとアガリを逃したりするので、多少は学んでおきましょう。(ウザク本緑とかで)
2.自分の手が高いか低いかわかるようにしておく
役が分かって、そのファン数がわかればいいんじゃないでしょうか。
ドラを含めて、手の中に合計3ファンあればある程度高い手なので、ある程度は戦いたいところです。ある程度ね。
3.形式テンパイはさほど狙わなくていい
全ツ人が複数いる場では、放銃し合ってくれるので形式テンパイ料を取られることはちょっと少なくなります。
そもそも相手に放銃せずにテンパイを取る、というのはなかなか大変なので、サッとオリちゃったほうが楽っちゃあ楽です。
そんな感じです。
そもそも相手が本当に全ツ人なのか、みたいな話もありますが、おおむねこんな感じで対応するといいと思います。
ちなみに全ツにももちろんメリットはあって、最初のほうは攻め気味の姿勢のほうが段位ポイントを上げやすいという噂はあります。限度はあるけど。(相手のアガリ精度が低いため、全ツを咎められにくい)
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