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探究で作成した医療従事者を応援する映像を病院に投影しました!VOL.1

5月28日、中東遠総合医療センターの壁面に、高校生が制作した医療従事者を応援する映像を投影しました。

中東遠総合医療センター

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2013年に掛川市と袋井市の市立病院の統合によって誕生した総合医療センターです。

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病院のHPには院長の宮地先生から以下のようなコメントが発信されています。

「中東遠総合医療センターは、感染症病床を有する感染症指定医療機関です。皆様の記憶にもある横浜港での患者発生当初から、新型コロナウイルス感染症に対応してきました。その後も指定病院としての責務を果たすため、中東遠地区はもちろん、他圏域の患者さんも受け入れていくことが求められてきました。・・・一番の問題は院内感染の危険性です。今、私たちは院内感染を防ぐことに最大限の努力を払っています。・・・しかしながら、最も消耗するのは医療者の精神力と体力です。院内感染を防ぐためにも患者さんへの対応には細心の注意を払う必要がありますが、帰宅後も万が一感染させてしまったらという不安と戦わなければなりません。」

中東遠総合医療センターはまさに新型コロナウィルスとの戦いの最前線なのです。

医療従事者を励ます映像

本校2年生の総合的な探究の時間から、医療従事者を励ますメッセージを作ろう、というムーブメントが起こりました。

そこで5月28日、市役所と連携しながら医療センターの壁面にメッセージをまとめた動画を投影することができました。

場所は医療センターの入り口横の救急車が入る建物。

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この白く四角い壁面に投影しました。

メッセージは掛川西高校2年生から80件以上のイラストやテキストが集まりました。
映像制作の中心は生徒会、パソコン部の2年生。
BGMの前半2曲も本校2年生が今回のために作曲してくれました。
そして当日のプロジェクターの足場設営は掛川工業高校の教員有志。

日没が遅いこの時期なので、19:30からのスタート。遅い時間にもかかわらず多くの医療関係者がお集まりくださいました。

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また本校副校長、掛川市副市長、そして医療センター院長宮地先生のスピーチもお願いすることができました。

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映像を投影


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最初は本校校長のコメント

そして次々に応援イラスト

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そしてテキストの応援メッセージ

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最後には皆さんの盛大な拍手をいただくことができました。

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最後に院長の宮地先生がインタビューで

「私たちは多くの方々に支えられていることを知ることができました。本当に感謝です。高校生一人ひとりのメッセージが医療スタッフに届いたと思います。まだまだ厳しい状況が来ると思いますが、私たち全職員は今回のメッセージを支えに頑張れると思います。」

と語ってくださいました。


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