【世界史】インドネシアのムスリムと交流 Vol.1 事前準備編
世界史の授業をしていて「難しい」と思うときがあります。
それはイスラームについての授業をするとき。
日本ではイスラームの情報が日常的に入ってくることはありません。
イスラームについての教科書以上の知識がない僕が、教科書どおりの知識を生徒に説明することに虚しさを感じます。
そこで世界で一番イスラーム教徒がいる国に注目しました。
それはインドネシア!
2018年の人口調査でインドネシアは世界第4位の2億6700万人。
そのうちの90%がイスラーム教徒。
そこでインドネシアに住むムスリム(イスラーム教徒)の友人に相談!
世界史の授業とインドネシアのムスリムをつないでワークショップを行うことにしました!
授業でイスラームのイメージを発表
2年生の世界史の授業で、グループごとにイスラームについてのイメージを発表しました。ホワイトボードに書いて掲げてもらいました。
多い意見はイスラーム教徒は真面目!規律に厳しい、豚を食べない。
その一方で、暴力的、テロなどのマイナスのイメージも。
事前に質問を共有
交流日の前にGoogleのスプレッドシートで、ムスリムの方々に質問を共有。
交流する予定のムスリムは、改宗したインドネシア在住の日本人、インドネシア人の女性と男性の三人。インドネシア人のお二人は日本語がどのくらいのレベルで読めるのかわからないので、英語の併記しました。
英語の質問文を作るスキルとしてDeepL翻訳を紹介。
グループごとに質問をスプレッドシートに記入。
質問はとても面白いものが出てきました。
常にヒジャブを身につけていて、大変なことはありますか?
断食って辛くないんですか?
ヒジャブの中の髪型はどうなってるんですか?
イスラームの規則を守らなかった場合どうなるのですか?
さあ、次回の授業でZoomでムスリムと交流です!
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