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「エキセントリック・カレッジふくい」第2回講義・秋元祥治さん

小さな行動を変えていくことで、なりたい自分に少しずつ近づいていける、という気がしてきたから、変化の前で尻込みして重くなってしまいがちな自分の足だけれど、勇気を振り絞ってちょっとだけ踏み出してみようと思った。


〇はじめに

この記事では、10月1日に開かれた「エキセントリック・カレッジふくい」第2回講義に参加して学んだこと、感じたことを書きます。

今回の講義では、地元・岐阜を舞台に「地域活性化のアイドル」を目指して尋常ではない行動力で動き回り、どんどん活動の幅を広げてこられた秋元祥治さんのお話を伺いました。


〇「やろまい」

「やろうぜ」という意味の岐阜の言葉らしい。
今回の秋元さんのお話を端的にまとめるなら、この言葉が一番良いと思った。


秋元さんは行動力の化身みたいな存在だ。YouTubeで覗ける講義でも色々なエピソードを伺えたけれど、

・仲良くなりたい人とお話しするため、その相手が多忙なスケジュールをこなす中、電車での移動時間である10分間、横でお話しする時間をGETしたこと
・「わらしべ長者ランチの法則」という独自の手法を編みだし、最初のひとりの大人から素敵な知り合いを紹介してもらうということを続け、年間150日以上、色々な大人と一緒にお昼ごはんを食べながらお話しして、自分のやりたいことを伝えてきたこと

など、異次元の行動力エピソードで溢れていた。


以前の自分なら、「相手の迷惑になってしまうのでは…」「自分なんかが…」などとやらない言い訳を考えてしまい、あと一歩の足を踏み出すことができなかった。

しかし、秋元さんのお話の中で、ハッとさせられる言葉があった。


〇物分かりの悪さ、節操のなさ

「物分りの良い若者など、いる意味がない。」

https://youtu.be/4frD1skvkzM?t=3378

空気を読んで行動するなどの「物分かりの良さ」では、年齢を重ねて経験を積んできた大人の方が圧倒的に有利だから、若者はその点では勝負できない。そもそも若い人はそんなこと求められていないそうだ。

今までの自分は、無意識のうちに空気を読んだ行動をしようとしてきた気がするが、この言葉には納得させられた。


「若いときは節操は、無い方がずっといい。」

https://youtu.be/4frD1skvkzM?t=3499

「節操がない」という言葉は、悪い意味で捉えられることが多いと思うが、秋元さんは実際にこう言われたとき、褒め言葉だと思っていたらしい。

「節操のなさ」は、好奇心と行動が溢れているからこそ生まれるもので、色々なことに興味を持って、実際にあれもこれもそれもやってしまうことは誇って良いのではないか、という。

自分自身、色々なことに興味を持ってやってみることが多いものの、ひとつ「これだ!」と思えるものがないのがコンプレックスだった。しかし、この言葉を受け取って、今のうちはこのまま無節操な状態でいるのも悪くはないのかもしれないと感じた。


〇勇気を出してみること

講義が終わると各グループで感想を共有しあい、その後質疑応答の時間があった。

普段こういう場では怖じ気づいている間に時間が過ぎてしまい、ほとんど質問したことがなかった自分だけれど、同じグループで話していた方に背中を押していただき、質問することができた。

そのひとつが「ビビリな人が一歩踏み出すには?」という質問。
秋元さんのお話を伺っていると、どんどん行動していて「かっこいいな」と憧れるものの、自分も含めて同じグループの人たち数人が「ビビリで実際にそんな行動に移していけない…」と話していた。そんな自分たちだけれど、変わりたいと思ったらどうすれば良いのかを相談してみた。

秋元さんの答えは、「今、あなたが手を挙げて質問しているだけでも充分一歩踏み出している。あと一歩のところで勇気を出せずに足踏みしてしまうことで悩んでいるのなら、『次回から最初に挙手して質問する』と自分に課すことで、短時間で勇気を振り絞る決意をする習慣が身について少しずつ変わっていけると思うよ」という内容だった。

あれからちょうど1ヶ月が経った(記事を書くのがとてつもなく遅い…笑😭)が、自分に課したことを続けている。そのおかげか、あと一歩の勇気を振り絞る力が少しずつ身についてきているかも、と実感できる出来事も少しあった。勇気を振り絞るときには、以前の記事で書いた杉本知事の言葉も力強い後ろ盾になっている。

なりたい自分になるために、ほんの少しずつ行動を変えることで、なりたい自分に近づいていけるというのは本当なのかもと実感した1ヶ月だった。


〇おわりに

今回の講義は、自分にとってめちゃくちゃ大事なひとつの転換点になった。

あと一歩の勇気を振り絞って、うまくいくこともあればうまくいかないこともあるけれど、やってみることができる人を自分は「かっこいいな」と感じるし、そんな人になりたいから、これから、あと一歩の勇気を出す機会に遭遇したときは、今回の講義で受け取った言葉を思い出し、「やろまい!」と自分に言い聞かせてやっていこうと思う。


〇P.S.

講義の後に受講生の方々とご飯を食べに行ってお話しするのがめちゃくちゃ楽しい。

他の受講生の中で起きている小さな変化を追っていくことができるのも尊いし、貴重な経験で刺激的。

壊れかけていた一時期の自分から見ると、こんな素敵な未来が待っているなんて想像もできていなかった。

これからも大事にしていきたい。



ここまでお読みいただき、ありがとうございます。🙇‍♂️

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