11月の長野 #わざわざ行ってきました
5年来のファンである パンと日用品のお店『わざわざ』
11月の最後の土曜日、とうとう店舗に行くことができました。
軽井沢から車で40-50分くらい。
足を延ばせる方におすすめしたい東御市の記録です。
1:だいすきなわざわざ
わたしがわざわざを知ったのは、寮にいたときだったので大学3年生。もう5年くらい前のことでした。パン焼きをする友人がインスタグラム でいいねしていて、フィードに流れてきたのがきっかけでした。
最初は、色の綺麗な写真と言葉をすてきだなと思ってフォローして。それからオンラインでパンを買って、シュトレンも食べてみて。Twitterで平田さんの経営者としての真っ直ぐな考え方に興味を持って。
ここ最近は家族や友人にもことあるごとに宣教していました。
そして気付いたら家の中にはわざわざのオンラインストアで購入したものがいくつかになっていました。ちゃんと数えたら8アイテムあった!毎日の生活の中でとてもお世話になっているものたち。書かせてください。
ボデガのグラス
日用品の中で初めてわざわざで買ったものでした。
510mlという大きさとバランスのよいフォルムに魅かれたのでした。
朝に透明のグラスでお水をのむのは 心地良いし、もらった花束をざくっと挿すときれいに広がる。冷凍庫で冷やして ウイスキーとジンジャエールを注げば花金で。2個買って1個は割れちゃったのだけれど今でもだいすき。
夏の日曜日、セブンのブルーベリーを1袋バラバラっと入れて食べるのすきでした。
ALDINのキッチンクロス
毎日のように使うキッチンクロス。赤いペタルクロスの方は、1年と少し経って匂いが付いちゃってリピートで購入しました。
ストアに載っているのはどれも色と柄がかわいくて2日間くらいページを行ったり来たりしながら最終的に「柔らかさ」を基準にこの2つを買いました。柔らかくて使い易い!キッチンに赤と青のチェックが並ぶの、すごいかわいいです。
ペタルクロス:https://wazawaza.shop-pro.jp/?pid=89710952
ターシャクロスのブルー:https://wazawaza.shop-pro.jp/?pid=89712822
ペタルクロスはリピートしていてこれは一代目
鉄のフライパン
大阪に住んでいる時に買って、2年弱くらい使っている。心を捉えられたのは「最強の育てゲー。」という紹介でした。NAOTもだったのですが "育てる" という言葉。わざわざで扱われているものは どれも長く大切にという使い手の思いがあって心動かされます。 このフライパンで卵焼きをつくるのがたのしいです。まだ下手のままだけれど。
母からもらったアムウェイお鍋、父からもらったコーヒードリッパー、鉄のフライパン。
左下にあるのが亀の子スポンジ。
亀の子タワシ
上記のフライパンを買うときに、投稿見て「確実に育てるためにはこのタワシも一緒に必要だ!」と形から入って買いました。
それから スポンジも 亀のに切り替えて。これがまたすばらしいです。汚れがステインしない。匂いがつかない!
それから一度マツキヨのスポンジに変えたことがあったのですが、すぐにダメになっちゃって。亀の子スポンジ、1個330円。100均で買えるときにすこし高めではあるけれど、減価償却考えたらずっと安いです。
それからリピートしていて、今使っているのは、直営店で購入したもの。
谷中店が、谷中のヘビ道にあります。あそこは、寮にいたとき、旅ベーグルというすてきなすてきなベーグルとジャムのお店があって、休日などときどき通っていて。サイト見ると2014年オープンだから当時あったはずなのに気づかなかったな。
亀の子束子ウェブサイト:https://www.kamenoko-tawashi.co.jp/
谷中店の地図:https://goo.gl/maps/sCcEcByeLo1wzheP6
あとは 衣類。
ひとつめはイスラエルで作られた革靴。
NAOTのサボ
金額的に大きな買い物だったので、実際に試着して買いたいなと思って、購入したのは奈良のNAOT直営店たったのだけれど、知ったきっかけはわざわざだったのでここに仲間入れ。
経年変化の写真に一目惚れして。欲しいなー、でも高いなー、でもたくさん履いて吐き潰れないなら高くはないなー、なんて考えながら、実物見たらやっぱりすてきで購入しました。でもこれも1年半以上履いているけれど、本当にしっかり!
魅力(1)かかとが削れない
歩き方がわるくて、サンダルもヒールでも 直ぐにかかと部分の外側が削れちゃうのですが、これはなかなか削れない!
魅力(2)1年中履ける
春夏はそのまま。冷えてきても靴下と合わせれば寒くないです。
魅力(3)足が長く見える(と思っている)
カカトが厚底めで、かつ、足首が見えるので、すこし、すこしだけ足が長く見られるように感じています。
わざわざさんの経年変化が分かる紹介は本当に魅かれてしまう:https://wazawaza.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1109968
オリジナルのリブウールソックス
冷え症なので、冬の間 寝るように。
めっちゃ分厚い。
ずっと履いてカカトに穴空いちゃったのだけれど。
まだ足首あっためてくれます。
https://wazawaza.shop-pro.jp/?pid=146082989
ロング腹巻(シルクと綿)
こちらも冷え対策。
夜は布団をかけていても起きるとお腹が冷たいことがあるのだけれど、これを付けていればめっちゃあったかい。
https://wazawaza.shop-pro.jp/?pid=51120457
そして一番直近で購入したのがイケウチオーガニックのタオル!これは本当に優秀です。
イケウチオーガニック120のバスタオル
最近の仲間入り。イケウチオーガニックを知ったきっかけは FC今治でした。そうしたら今年の秋くらいからわざわざでの取り扱いが始まって。
とにかくパイルがきれいにみっちり並んでいて、すぐに全身の水分を吸い取ってくれる。すごいですすごいです。もう他のタオル使えないよー。
イケウチの直営オンラインで購入しようか迷ったのだけれど、イケウチオーガニックの方が「わざわざさんで買ってもらってもうれしいです」と言っていたこと、わざわざオリジナルの紙の包装を見てみたかったこと。それにしても、卸売りの商品に 包装で(しかも簡易にするという方法で)付加価値をつけてしまえることはすごいなぁと。
わざわざオンラインストアのタオル:
https://wazawaza.shop-pro.jp/?pid=145638758
露光が足りなかった写真ですが、この大きさ、安心感です。このあと、たくさんおすすめした友人は、青山の直営店で購入していた。
こうして書いてみたら、わたしの日常生活、かなり影響を受けていました。
2:わざわざのお店と買ったもの
そんな風に導入が長くなってしまった、思いが募るわざわざの。とうとう実店舗にいく機会を得ました。軽井沢駅から西の方へ。東御市に入って だんだん細く曲がる道を進んで、田んぼが広がるエリアになって。
風とナントカの生命体 というモニュメントを横に入ってすこし進んだところにわざわざのお店がありました。
想像していたよりは小さくて、最初「あれかな...?」と迷いながら通り過ぎて。
道を戻ったときに、インスタグラム で何回か見た入り口の扉を発見しました。
11時開店とのことで11:15くらいに着いたら既に車が4-5台ありました。
中に入るとところ狭しとたくさんの商品が並んでいて、ひとつひとつに手書きのポップが添えてあって読むのもたのしい。
パンを作る工程もガラス張りで見える!
買い物用の竹の籠を持ってレジ近くの商品を見ていたら、お姉さんが「よかったらお預かりしましょうか」と受け取ってくれて。忙しい中その心遣いをしてくれることがとてもうれしかった。制服もよかったな。
いろいろ迷った結果お店で買ったものは以下でした。
うなぎの寝床のもんぺ下
福岡で地域のものづくりを発信されているうなぎの寝床 のもんぺ下。
もんぺした という品物そのものがオリジナルかな、はじめて聞きました。ネイビーのMを購入。買った日に早速使って、とてもとても気に入っています(そして1週間後に 交互に洗濯用にと思い同じものを買い足したのでした...)
肌触りがよくて、フォルムがよくて、お腹が隠れている安心感。うなぎの寝床の "う" のタグも最高にかわいいです。
すばらしさをひとりでも多くの方に共有できましたら
うなぎの寝床さんのオンラインショップ
わざわざさんのもんぺしたページ
量り売りみかん 2個
どこのだったか覚えていないのですが...多分フェイスブックの投稿で拝見した、愛媛県のみかんです(画像もそちらの投稿から。)
八百屋で働いていたときに覚えた、柑橘であたりを引くためのポイントは 実が小ぶり で 皮が薄め であることでした。
お店の中では、下の画像のように かご入りで売られたいてのだけれど、どれも上の2つの条件を満たしていて。
帰り道に、お店の外の田んぼの畦道を歩きながら食べました。
刈り取りの後の田んぼが茶色く広がっていて、空は薄く青くて、びっしり並んだ粒のオレンジ色が記憶に残っている。
紅茶スコーン
本当はパンもおいしそうだったのだけれど、このあとのごはん用にお腹を開けておくためスコーンを1個。紅茶の香りがふんわり。
残糸ソックス
2つ組になっている残糸ソックスも買いました。倉庫に眠っていた中途半端な残りもの糸を、Made in 長野で というコンセプトがすてきだなと思いつつ、オンラインでは色とその組み合わせが選べないということで(それがまた楽しみかなと思いつつ)勇気がでなかった商品でした。
一方で、実店舗では 竹かごの中にたくさん種類が置いてあって選べるの、実際に来たからならではだ...と思い、買って帰りました。足首に切り返しがあって、選んだのは、平編みのベージュと、パイル編みの赤色。
赤色の方は、NAOTの紫色のサボと合わせると、赤紅色系が、すこし系統は違うのだけれどそれもまた雰囲気がすきで、1週間に2回くらいこの組み合わせで履いています。笑
お店とオンライン。世界観は完全に一致しつつお店にはお店ならではの人の空気、実物を手に取れるおもしろさがあって一方で通販にはウェブならではの情報の多さと作り手の言葉があって。
脱帽です。お店行けて、さらにだいすきになりました。
3:問 tou のお店と食べたもの
お店をみたあとは、今年4月にオープンした喫茶とギャラリーのお店『問 tou』へ。わざわざからは車で15分くらいでした。
もともと行政が持っている建物だったりしたのかな、大きな池と緩やかな丘の上にある広いコンクリート造りの建物でした。
のれんを潜ると右側にお洋服屋さん。パン屋のTシャツやもんぺ、ジーパン、半纏など。キャンプ用テントを試着室にしていたの、かわいかった。
ひとつとても形がすきなニットがあって、黒のサイズ1が欲しかったのだけれど、黒はサイズ2しかなくて。迷って断念しました。
それからカウンターで注文して喫茶の方へ。注文したのは以下3つ。本日のスープ、この日は白菜と豚肉キヌアのスープでした。
問セット ¥1000(ホットドッグ・本日スープ・チーズのせシュトーレン)
オーガニックジンジャエール ¥400(?金額違うかも)
梅とブルーベリーの自家製ソーダ ¥500
この投稿の写真は全部写ルンですで撮ったので統一しようと思ったのだけれど、やっぱり色が上手に取れなかったのでアイフォン写真を再掲。スプーンが光っている。
おしぼりは再利用できるものだった。
ホットドッグがすきだった!ドイツで食べたのを思い出した。パンの手で曲がる具合がちょうどよくて、。
シュトーレンとチーズの組み合わせも!これで1000円は安かった。
たくさんの高さや形の机と椅子があって、どこに座ろうかなって迷うのもすごいたのしかった。
窓際の席から見える広い緑の景色が落ち着く、やっぱり長野は本当にきれいなところ。
4:アクセス
車で行きました。軽井沢駅から1時間くらい。土曜日の朝、ずっと道はあまり混んでいなかったです。最初、電車とタクシーで行こうかなと思ったのだけれど、難しそうでした。
5:軽井沢駅〜わざわざの間:田中駅と & espresso
さて、最後に、お店に行く途中と帰りに寄った場所で、もう一度行きたい!と思った場所を3つ紹介させてください。
ひとつめが「田中駅」とその周辺(田中駅は日本でたったここだけらしい)
意気揚々と軽井沢駅を朝8時に出発したものの、途中で、わざわざが11:00開店のことに気付き。問 tou は、と思って調べたら(ウェブサイトでは9:30と掲載されていたのですが)グーグルマップによると11:00開店。
そこで近くで時間を過ごすことにしてたまたま見つけたのが「& espresso」というお店でした。
結論からいうと、本当に本当に、本当にすてきなお店でした。
メニューと店名がぴったり一致していて、お手洗いがびっくりするほどきれいで、子ども連れの家族がたのしそうだった。なんてすてきな経営されるんだ。
店内で完全に暗くなっちゃったけれど...チャイラテのカップが大きかった。マフィンもおいしかった。
チャイラテを注文したときに、甘さいかがしますか?と聞いてくれて、少し控えめでできますか?とお願いしたらとてもおいしくて。
帰り際に、おいしかったです、と伝えたら「よかったです、あれくらいでいいか分からなくて。あれでちょうど普段の半分くらいなんです」と教えてくれました。このすてきな人からこのお店の空気が生まれるのだなぁと納得です。
お店の前。
グーグルの口コミ評価の数と値の高さ。
Instagram: https://www.instagram.com/and.espresso/
周りにも、くるみの商品たくさん置いた和菓子屋さんとか、地元の野菜を売っているスーパーとか。駅に続く道が丁寧に整備されていた。紅葉の落ち葉もあってきれい。
6:軽井沢駅〜わざわざの間:中軽井沢駅の図書館と茶房マリヤ
前日にちょうど仕事の用事でも寄っていた中軽井沢駅。
電車待ちをしていたら、駅直結で図書館があって、そこが建物も、内装も。大好きだった。こんな静かに広々として、ライトがきれいな図書館が駅からそのままなんて、。
駅前のクリスマスツリーも装飾がセンスよくされていて。ハルニレテラスが近くにあるから、星野リゾートがまちづくりに加わっているのかなと思った。
正面に見える時計付きの建物が駅。
このときにもうひとつ見つけたのが「茶房マリヤ」という喫茶店でした。
ドアを開けると、他にお客さんはいなくて、わたしひとりで。
店主が「好きなだけ使ってね」と声をかけてくれてうれしい。
メニューもかわいかったんだー。かき氷が "夏季氷" となっているのはとても心に風が吹くし右下の小さなチューリップにはにこって気持ちになるよ。
ウィンナーコーヒーを注文。
ゔぅぅと生クリームを泡だててくれている音がする。テレビから今日の天気が流れている。この日は、タクシーの運転手さんも、仕事でお世話になった人も、みんな「きょうは寒いんだよ」って会話していた。
地元の常連さんらしき人がお店に入ってきて、カウンターで喋っていた。
運ばれてきたコーヒーは、赤いスプーンがきれいで、クリームたっぷりで、コーヒーは飲みやすくて、底の方にお砂糖がすこし溜まっていた。
このお店、風景も、ひとも、音も、すごく大切にしたく思えるまた行きたいな。
7:軽井沢駅〜わざわざの間:白糸の滝
最後に。帰りに寄った白糸の滝。日本の滝百選を巡るのが趣味の友達が、前におすすめしていた滝。
シャーベット状の道を不安になりながら(わたしは音楽かけていただけ)降りて行って到着。
きれいだったー。千曲川(ちくま川)には入られなかったけれど透明な水に手を入れられて満足幸せでした。
雪がすこし積もっていて、滝の脇にある山への道をすこし登っていくと、空がきれい、空気がきれい。
1日で大満喫できたわざわざさんと長野。
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