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映画「ラ・ラ・ランド」は人と語り合うための映画ではないだろうか。

先日「ラ・ラ・ランド」を観て、誰かと共有したくてたまらなくなった!!

なぜ、そう思わせたのか。
※この先、映画のネタバレが含まれます。

◆ラストシーンの幻想シーンは何を意味してるのか!?

2人がお互いの夢に別々の道を歩く「前」と「後」の幻想(?)になっている。
「後」については、2人が結ばれるという「ありえた未来」が描かれている。

「前」については、実際にあったことの回想というわけではなく、事実が少しずつ異なる。

・この幻想シーンは何を伝えたかったのか!?

・2人が結ばれるためには、最初のスタートから変えなければならなかったということ!?

・なぜ、この幻想がはしったのか!?
そもそも、この幻想は、2人があの音楽を聴いて走った幻想なのか!?

**◆最後の2人はどんなことを思ったのか!? **

最後2人が見つめ合い終わる。

私は最後の表情から「お互いが夢を叶えられて良かった!」とお互いが、より良い道を前に進んでいることを認めあっているのかなと感じた。

別々の道を歩んだとしても、あなたとのあの時があったから、いま夢を実現することができてるとお互い思えているのかなと思う。

5年後に再会しても、心が揺さぶられるような存在って素敵だなと思う。

この作品、賛否がわかれているようだけど、それは人によって、それぞれのシーンの受け取り方や、幸せの定義が違うからなんだろうな。

それは、説明がなかったり、季節や時間がいきなり変わるという演出だから、その間の想像が人によって違うのかな。

そんな風に、観る人に考える余白を与えていることが、「みんなは、どんな風に思ったのかな」と誰かと語り合いたいと思わせていると思う。

#映画
#ララランド
#lalaland

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