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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「氷点下の心」


降り注ぐ 春の日差し
錆び付いた扉に 注油する

思いやる 優しい言葉
癒やしを振りまく 花々
屈託無く 戯れ廻る こども
他人を気遣う 自然な仕種

優しい愛が 頬を撫でた時
何処かで パチッと
弾けるような 音がした

氷点下の心が 熔けてゆく

##もう恐くないよ





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