『虐待児の詩』 も一度
「も一度」
気が付けば、いつもの場所にいた。
も一度逢いたくて・・・
君の影を追いながら・・
突然の別れに、心の整理が付かなくて・・
そこに行けば
ぽっかり空いた心の空洞
埋められるような気がしたけれど
心の穴は大きくなるばかり
君は なんともないのかい?
僕は なかなか抜け出せないよ
出口の見えないこの森の中
気が付けばまた同じ場所に
ただひとり立ち尽くす
君の声が聞きたい
君の顔が見たい
君と同じ時を過ごしたい
君と同じ道を歩みたい
君と一緒に生きて行きたかった。
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