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『虐待児の詩』 Boku No Uta

僕は虐待児・・・


僕は虐待児・・・

そう、僕は今でも虐待児だ。

加害者だった父も母も亡くなった。

今、「僕は、虐待児だった」と云うべきなのだろうか?

育児放棄、性的虐待・・・

虐待にも、色んなものがある。

政府が区分けした4種の虐待は傍観者が業務遂行のために区分けしただけのもの

児童虐待の定義

身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待の4つだそうだ

こんなもの、実際に虐待を受けたことの無い者が分類したとしか思えない

何故なら、すべては心理的虐待に集約されるからだ。

誰かが気付いて、虐待をされない環境に保護したとして、
虐待児が解放されることはない。

それがどんな形の虐待であったにせよだ。

虐待、それは心の奥に負わせられた心の傷
一度傷ついた心は癒えることなど無い
それは時を経るごとに無限に増殖する
無限の心を永遠にむしばみ続けるのだ。

それは、一生、死ぬまで引きずって行くことになる

そう、残念ながら、僕は今でも虐待児のままだ。


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