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乙部という町 2024年6月 制作


 19世紀になろうとする頃、現在の乙部町元和地区に3人の漁師が住んでいました。ある日、船でこんぶ漁に出かけた 3人は嵐に遭い、ダッタン国(現在の中国吉林省)に漂着してしまいました。

彼らはその国の役人の指示に従って国内を移動し、当時の宮殿「紫禁城」(しきんじょう)でやっと日本に帰国する許可をもらいました。
当時は鎖国していた日本のこと、船で長崎についた3人は長崎奉行で厳しい取調べを受けました。
大変な思いをした3人は、北前船に乗って約2年半後に乙部に帰ることができました。(ダッタン漂流記)


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