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じょうざんけいのこうよう(さっぽろしみなみく)
油絵F10号 横530×縦455 2016制作

1853年(嘉永6年)曹洞宗の僧侶で美泉定山(みいずみじょうざん・岡山県出身)は、蝦夷に渡り江差(えさし)や瀬棚(せたな)そして小樽の張碓(はりうす)と布教活動を繰り広げていました。

この時にアイヌ人に温泉のことを聞いたのが始まりでした。

開拓使二代目判官であった岩村通俊に働きかけ「湯守り」を命じられたことから湯治場として発展していきます。

定山渓温泉には出かけても、美泉定山の像や定山の立てた定山寺に立ち寄る人は稀です。
ところが、このお寺は現在も温泉宿の中心地に現役であります。

定山渓は札幌から洞爺湖や函館に向かう国道230号線が通る温泉地です。

今は少なくなりましたが、温泉旅館に泊まるのは会社の宴会くらいで、それも旅館に入れば外に出ることはありません。

ところが、定山渓温泉は景色や買い物を楽しみ、散策ができる街づくりをしてきたところです。

「定山渓ホテル」と「旅館ふるかわ」の間の路地を入って行くと、トイレがある公園に行きつきます。
ここから豊平川に下りると、情緒豊かな紅葉を眺める散歩道があります。

定山渓温泉の本来の場所です。

定山渓温泉・赤い二見吊り橋 油絵 キャンバス F4 縦240×横540 2014制作

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