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今日からできる!5つのメンタルトレーニング『ONLINEメンタルトレーニング』

私は、「メンタルが強い」「強靭なメンタルです」と堂々と胸を張って答えることができる人は、どのくらいいるでしょうか。

現代社会を生きる私たちにとって、精神的なストレスは切っても切れない関係で、多くの人がメンタルの弱さを克服したいと考えています。

メンタルが弱いと感じている人は、人間関係などで受けるストレスを人より深刻に受け止めてしまう傾向にあるため、スポーツでのパフォーマンスが低下しやすく、勝負所や、困難な場面や、高い目標の時に結果を出しにくいという傾向があります。

「メンタルは生まれつきで、強化なんてできない」と考えている人もいますが、メンタルを強くするためにメンタルトレーニングを実践している人が少ないのが現状です。

実は、メンタルというものは「筋トレ」同様に、やれば鍛えることができるものなのです。今回は、どのように私たちの人生の質を大きく左右するメンタルの質を高めていけるのか、その具体的な「5つのメンタルトレーニング方法」をご紹介します。

目次
1.メンタルが弱い人と強い人との違いとは?

2.メンタルが弱いと感じる人の3つの特徴とは?

3.メンタルが弱いことのメリット

4.今日からできるメンタルトレーニング5選
  メンタルトレーニングとは
  まずは自分のメンタルに気づく
  自分の思考のクセを掴む
  瞑想で頭をスッキリさせる
  ストレスを発散する「自分ルール」を作る
  習慣を変える

5.メンタルはトレーニングで変化させられる


1.メンタルが強い人と弱い人との違いは?

そもそも、メンタルが強い弱いとはどういう違いがあるのか

「メンタルが弱いなぁ…」と感じる場面は、大きく分けて2つあります。1つ目は、「ネガティブな感情を引きずっているとき」です。

・試合で大きなミスをしてしまった
・コーチにひどく怒られた
・チームメートに責められた
・後輩に馬鹿にされた
など、スポーツをしていると日々さまざまなストレスがかかります。
メンタルの弱い人はこのような場面で人より「深く」「長く」受け止めてしまう傾向にあります。

つまり、ストレスがかかりネガティブな感情が続く状態で日々の練習や日常生活している事になります。逆に、メンタルが強い人は、同じ出来事でも「軽く」「短く」受け取る事ができます。


メンタルの弱さを感じる2つ目は、「行動する前にしり込みをしてしまう」場面です。

・ミスするのが恐くて思い切ったプレーができない
・高い目標を掲げるが達成できなのではと考える
・監督やチームからの期待に押し潰されそうになる

このように、メンタルの弱いと感じている人は、自分の実力が試される場面がきても恐怖や不安からチャンスを逃してしまいます。

しかも、そのチャンスを逃した事を「深く」「長く」受止める事で更にメンタルが弱いと考え込んでしまいます。


2.メンタルが弱いと感じる人の3つの特徴とは?

1.完璧主義
日々練習から高い設定で、それをクリアできなければ気が済まない選手は完璧を求め過ぎメンタルの状態を落とす事があります。

スポーツにおいて、自分が完璧にコントロールできることのほうが少ないにも関わらずコントロールしようとしてメンタルを崩していきます。

完璧なプレーを追求しながらも、どこかで完璧などというものは無い事を頭に入れておく必要があります。

完璧を求め過ぎてしまう人は、それだけ人よりも、多くの挫折を経験する事になります。

2.賢い
意外かもしれませんが、メンタルの弱さを感じる人は、賢い人が多いです。

賢いが故に、先読みができる、他人の変化に敏感に気づくなど様々な事を広く、深く考える事に繋がります。

しかし、それだけではメンタルが弱くなるということではなく、出来事に対して敏感に反応し、それをネガティブに捉え引きずってしまう事でメンタルの状態が悪くなるという事です。

3.真面目な人
真面目な人も、メンタルが弱くなりがちです。
なぜかと言うと、全ての事に真剣に取り組もうとするため余裕がなくなってしまうためです。

毎日、真面目に練習取り組んでいても結果に繋がらない事もあります。
そんな時に「こんなに頑張っているのに…」落ち込んでしまうからです。

真面目な人ほど、結果が出ない事を悪い事だと受け止めてしまい、無意識に自分を責めてしまいます。


3.メンタルが弱いことのメリット

メンタルが弱いことは、悪い事ばかりではないと考えています。

メンタルが弱いと感じている人は、真面目で完璧を求め過ぎている人が多いです。つまり、感受性が高く相手にも気を使える人です。

また、自分がミスをしてしまった時に自分を責めてしまうのは、「責任感がある」からでもありますし、結果が出ずに落ち込むのもそれだけ真剣だからです。

他人の言葉を気にする面がある人は、他人を傷つけるような言動は決してしません。

つまり、メンタルが弱いことは長所の裏返しなのです。

メンタルを強化しようとしている人は、長所の裏返しだという事を忘れずにその長所を活かしながら本番力を上げるメンタルトレーニングを行いましょう。

4.今日からできるメンタルトレーニング5選

1.メンタルトレーニングとは

メンタルトレーニングとは、性格を変えるものではありません。
ストレスに対応したり、プレッシャーに打ち勝ち本来の力を発揮する為のものです。
その為には、感情に気づき思考をコントロールして行動をコントロールする事が大切になります。

つまり、まずは自分の心の状態に気づき、思考を変化させて、行動を起こすという事です。

例えば、「緊張」について考えていくと
まずは、緊張している自分に気づく。
そして緊張とはどんなものなのかを知っておくことで「思考」が変わります。緊張した時には○○をすると具体的な対策を準備しておき、その行動をするという流れです。

メンタルトレーニングとは、感情を察知し、思考をコントロールし、行動をコントロールする事が基本となります。


2.まずは自分のメンタルに気づく

前項でも書きましたが、まずは自分の心の状態に気づく事からスタートします。

どんな時に、どんな感情になるのかを分析してあらゆる準備をしておきます。緊張、不安、集中、恐怖、闘争心、自信などメンタルの中にもたくさんの要素がありますので、日頃から自分の心の状態に目を向けて気づきやすい状態にしておきましょう。


3.自分の思考のクセを掴む 

感情と同時に自分の思考にも、目を向けておきましょう。
どんな出来事に対して、自分はどんな捉え方や受け取り方をしているのか。

例えば、待ち合わせという出来事に対して自分はどんな考え方なのか。
・時間5分前には来ているのが当たり前
・時間ピッタリまでに来れば大丈夫
・5分くらいなら遅れても仕方ない
など、色々な考え方があると思います。

どれが良くて、どれが悪いという事ではなく
自分の中の当たり前や常識を疑う事も大事な自己分析です。


4.瞑想で頭をスッキリさせる

瞑想のやり方はたくさんあります。
最初は、簡単な瞑想で良いので続けて行う事をお勧めします。

瞑想の効果は、ストレス解消や集中力を高めてくれます。
リラックスを促す事で、頭がスッキリとして自分がやるべき事や悩み解消のアイディアも浮かびやすくなります。

瞑想を続ける事で、安定した心を手に入れましょう。

 

5.習慣を変える

習慣が人生を変えると言うほど、習慣は大切です。
1日の生活の中で40%が習慣行動だと言われています。

1日の半分近くを毎日同じ行動をしているという事です。
という事は、自分を変えたい、自分を成長させたいと考えている人は
まずは、習慣を見直す事から始めるのも良いかもしれません。


5.メンタルはトレーニングで変化させられる

メンタルは強い弱いで表現される事が多いですが、それだけではありません。
弱いと感じていても、メンタルトレーニングを行いメンタルの知識を増やし継続する事で、必ず効果が表れます。

生まれつき、メンタルが強い人もいます。
しかし、現在メンタルが弱くてもトレーニングで変われます。

あなたが本気で、変わろうと思えば今日からでも変われます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたのメンタルが変化する事を願っております。


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・北海道メンタルクリエイション 代表メンタルトレーナー ・イップス研究所 札幌支所 支所長 ・著書「不安な気持ちで最高の結果を出す方法」出版 小学生~プロアスリートのメンタルサポート。日本一、全国大会、海外大会出場者多数輩出。