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十勝のごちそう、満天の星空とグランピングの夜。

前回の遠軽町ナイトツアー、小樽ナイトツアーにつづき、今回は十勝ナイトツアーに行ってきました!

「十勝冬のグランピング~焚火ディナーとスノーシュー」

「スノーピーク十勝ポロシリキャンプ場」で行なわれたツアー。このキャンプ場から車で日高山脈のふもとまで行って、そこから山を歩いていきます。

初めてはいてみました、スノーシュー。がっちりしたスノーブーツもお借りできて、足元がとても安心です。

このスノーシューをはいて、まずは山を登っていきます。雪国育ちとしては、スノトレをはいてミニスキーをしていた小学生のころ、スキーをかついで雪中登山をしていたころの体験がよみがえってきました。

あのころはかなり大変な登山でしたが、今回はガイドさんの声やライトの灯りにはげまされました。

小高い丘の上にあがると、十勝のまちが一望できる絶好のスポットへ。

外は満天の星空、ここで星座の話をききながら、あたたかい小豆ミルクをいただきます。

小豆も牛乳も十勝の代表的なもの。

さらに、マシュマロを焼いたりして、参加されているモニターさんたちのテンションも上がっていました。氷点下のはずですが、風もなく、寒さは意外と感じません。

アメリカ人(日本在住)の参加者の方は、アメリカのマシュマロ焼きについても語ってくださっていました。

さて下山すると、テントではグランピングディナーの用意ができていました。

これが、十勝の食材とお酒でこれでもかというくらい豪勢な内容だったのです。

まずは、十勝・芽室町に新しくできた「メムロワイナリー」のスパークリングで乾杯!

アミューズは、十勝和牛のたたき、十勝野菜のピクルスを「どろぶた」の熟成プロシュート(生ハム)で巻いたもの、芽室産ゆで落花生のマスタード和え。

落花生といえば千葉、というイメージがあると思いますが、最近では十勝で落花生をつくる農家さんが増えているのです。

豆の生産日本一の十勝で、芽室の落花生もかなりがんばって生産量をあげており、現在発売中の「北海道生活」でも芽室のピーナッツバターを紹介しています。

この芽室町ではクラフトビールもつくっているんですよ。芽室産のトウモロコシを使ったクラフトビール「めむろゴールドクラフト」です。


芽室産ハーブ卵とゆり根の茶碗蒸し。芽室町「いろどりファーム」のハーブでつくった卵が使われていて、これに「めむろゴールドクラフト」をマリアージュしてみました。

次は十勝産の野菜やソーセージを使ったラクレット。「どろぶたソーセージ」や「とかちマッシュ」に、この時期甘みを抜群に引き出した越冬いもの「越冬キタアカリ」と「越冬インカのめざめ」。バゲットは「満寿屋商店」です。

まるごと十勝のラクレット、ここには十勝ワイン「清見」を合わせてみました。

ここに、「北海道生活」でも何度かご紹介した「十勝モールウォッシュ」をとろ~りとかけていただきました。これはワインがすすみます。

さらに、十勝の豆と道産食材のチリコンカンが登場。生のピーマンに詰めていただくと最高! 

十勝・豊頃町の農家さんのクラフトビール「THE WINEY BEAN CRAFT “Saunter”」とともにいただきました。

そしていよいよ、メインの「北海道海鮮鍋」!

珍しい広尾産のめんめ(キンキ)、銀鮭、銀ダラ、タラバガニ、ズワイガニ、ほたて、エビ、あさり、そして鶏肉や野菜などがたっぷり。これは豪華すぎます。

海鮮にも合うサッポロクラシックで最後に乾杯! 寒い中はたらいていただいたスタッフの皆さんをお誘いして、みんなであつあつの味噌鍋をいただいて楽しくディナーがしめくくられました。

テントの外へ出て、赤々と燃える焚火にあたりながら、しばし歓談。十勝の夜は氷点下10度以上にもなっていたはずなのですが、そこまでの寒さは感じず、それよりも十勝の夜の楽しさに心があたたまっていきました。

この夜はオリオン座もとってもきれいに見えていました。スマホではこれが限界なのですが、カメラマンが撮影した美しい星空の写真やツアーの様子は、次号の「北海道生活」(2022年3月3日発売・春号)でご紹介しますので、お楽しみに!

ただいま発売中の「北海道生活」最新号はお取り寄せ特集!

北海道生活WEBサイト

オンライン書店 Fujisan.co.jp


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