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お米の料理新発見。

こんばんは。

とつぜんですが、米、ごはんと言えば、ごはんに焼いた鮭!💛
じゃないでしょうかっ?どう思いますか?

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ですが、最近ツイッターで盛り上がったのがリオレです。リは米、レは牛乳。牛乳で米を煮るフランスのデザートです。

日本人なら、「甘くて、牛乳で米❓🤨」と訝りそうですが、読むほどに食べたくなるツイートの乱舞状態。
そのリオレは、食べチョクと、#Cookforjapanのコラボで、販路を断たれた食材での料理のポップアップレストランと通販で販売された、小泉敦子シェフの料理でした。

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(日本農業新聞6月26日一面)

実はわたしは、フランスで同じ寮のフランス人姉妹にご馳走になった時に食べきれなかった思い出があり、塩梅や火入れの違いかなーとツイートを興味深く見ていたのです。

みんな、このブログの方のように、冷蔵庫に常備したい、とツイートしていて。
使われたお米は、石川県城山氏渡津町おおた農場のコシヒカリで、シェフのセンスでこんなに多くの人が感動するリオレになるんだとしみじみしていたのです。

そして、米料理での発見が続きました。

北海道米で作ったインサラータディリーゾ。米のサラダをいただきました。
同時に、大粒のイタリア米のカルナローリでもいただきました。

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イタリア米を使うより粒が小さいのですが、イタリアの米でも粒の小さなものはあります。米は野菜のひとつという考え方を実感する、他の材料と同じポジションでサラダになっています。
イタリア米のカルナローリだとサラミやチーズと合うように思いますが、こちらはアンチョビが抜群に会いました。味わいがより繊細です。

もう一つは、北海道米でつくったおこげの四川風餡かけです。

おこげは餡かけを吸って、見た目は油揚げのよう。
口当たりはちょっと麩に似ていますが、そこに米を揚げた香ばしい香りが入ります。餡かけが染みて一体となって、つるりとした食感です。
なんとも、おいしかった。
炊いたごはんを蒸して。なんと、炊いたごはんをおこげにするために蒸して、つぶして、専用の機械に入れてシートにして切って、それを揚げるとのこと。売っているおこげのように、パラパラにはならずシートのままです。

そこまでするんだ。同じ作物で、別のおいしさを創り上げるためにそこまで工夫する中国人のおいしいものへの熱い熱い情熱のたまものです!

北海道米の「おぼろづき」を使っていたのですが、「おぼろづき」の特徴の、ふわっとやわらかい感じがちゃんとあって、製法によるものなのか、米の個性ってここまでしてもちゃんと残るのか、と思いました。

リオレ、米のサラダ、中国料理のおこげ。
米という素材は懐が深いですね。

単体で食べたら、しっかり米の味を感じるのに、
他と組み合わさったり、技術によっていろんな味になる米。

だからこそ、主食となったのだなぁというレポートでした。

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混ぜご飯をどうぞ。☺️






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