クイックパスタ道新1021

急に食べたくなったら、クイックミートソースをどうぞ。(味を決める塩の量)

このミートソースは、パスタっていうことばもアルデンテも知らなかった昭和のころ、時折遊びに行った親戚の家で、そこのこどもたちと一日中走り回って遊んだあとの晩御飯の味を思い出して作りました。
きっと誰もが好きな味です。

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用意する道具は、スパゲッティを茹でる鍋とテフロンのフライパン。そして木べらとトングです。フライパンは深めで直径22センチのが万能。2,3人分なら何でも作れると思います。

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材料はひき肉+塩、こしょう、玉ねぎ、無塩トマトジュース、粉チーズ。無塩トマトジュースはこちらがオススメ。カゴメのほうが濃い目かな。2人分で1パック使います。

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ひき肉はフライパンに入れて塩・こしょうして練ります。ボウルは使わなくて大丈夫。洗い物も減らせます。豚肉でもあいびき肉でもお好みで。

塩の量は肉の1.5%を目安にします。これで市販のソーセージの味のイメージ。好みによって、1.2%ほどに減らしてもOKです。自分の塩ひとつまみが何グラムか計ってみるといいと思います。この時は肉150gにあら塩2gにしました。

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粘りが出てきたら水小さじ2を加えてまた練ります。肉をやわらかく仕上げるためです。肉はすぐに水を吸います。

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広げて、フライパンの空いているところにオリーブオイルを大さじ2杯と粗みじん切りの玉ねぎ100g、にんにく1片の粗みじん切りを入れて火にかけます。肉のまわりが写真のように白くなってきたら

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こんな感じにおいしそうに焼き色がついています。

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肉を木べらでばらします。肉は塊があったほうが、「肉食べてる感」があって満足しますよ。

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トマトジュースと、ソースを小さじ1入れて、5分ほどソース状になるまで煮ます。粉チーズで仕上げます。

クイックパスタ道新1021

スパゲッティはソースを煮る時間にあわせて5~6分茹でのを使いました。
茹でるときの塩の量ですが、薄めのお吸い物くらいの塩分に。
私はお湯を沸かす前に塩を入れ、溶けたら味見しています。沸騰した湯に塩を入れるとブワーッとなってこわいから。
スパゲッティが茹で上がれば、鍋からフライパンへトングで移しています。洗い物を減らしたくてです。2人分でスパゲッティは140g~150gです。

お肉にナツメグやシナモン、エルブドプロヴァンスなどを入れて練ると一気にイタリアやフランスで食べるスパゲッティの感じになりますよ。

この料理のレシピは10月21日の北海道新聞に掲載されたもの。一カ月半のうちの1週間ずつ、レシピを担当しています。note用にリライトしました。

お肉の塩分量はどんなひき肉料理にも使えます。
お試しあれ!










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