電鍋に助けられたスープのこと。
母と暮らしています。
好みがはっきりしていて、舌が良い。
すばらしい試食者であると同時に、食べたいものでなければ辛辣です。何でもおいしく食べるといいつつ、平気で不味いといいます。舐めとんのか?
彼女はスープを好みません。鮭の粕汁や2,3のウチの定番は喜びますが、大抵は「スープきらいなんだよね」と。作る側にすると、作りやすくて栄養たっぷりな、煮物を兼ねるワンディッシュができない状況。舐めとんのか?
そんなある日、食事の支度が遅れまして。
やだ、どうしよう。
まずごはんを炊く。
思いついて、冷凍してあったブライン液に浸した鶏もも肉と、水と酒と昆布を電鍋にかけて。
肉は、冷凍したまんま入れちゃう。えいっ、ままよ!
(ブライン液のことはこちらを。)
後半にきのこと小松菜も入れようと切る。
が、小松菜を入れたら、喉にひっかかるかもしれん。
で、小松菜はフライパンに放り込み、ごま油を回しかけて火にかける。醤油と炒りゴマで仕上げて焼きナムル。
油が少ないからフライパンは洗いやすいが、この日はそのまま使うことに。
電鍋の蓋がガタガタと踊っている。その状態で蓋を開けられるのは電鍋ならでは、だ。白しめじとエノキダケをIN!
隠し味程度の塩と少しの醤油。
うまみのトライアングル最大級の相乗効果だ!
大受けでした!!!
「食べたらおなかがあったまる、からだがあったまる。
おいしい、おいしい。」
そう、それがスープのいいところ。
肉はどうしたって?
ナムルを取り出したフライパンに、砂糖と醤油とカットした肉を入れて、砂糖がカラメル化するまで加熱したら照り焼きです!
ご機嫌に完食。
わたしは自分を褒めてあげたく、noteに書き記すことにしました。
大同電鍋、ありがとう!助かったよ!!
お助けメニューの誕生です!!
使った昆布はこちらです。最高の仕事をしてくれました。ありがとう!