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鯖缶と常温の保存食を、冬のカラダを守るおかずにしちゃう提案。

こんにちは。
11月も後半になると、窓が凍り付いて開かなくなるとか、
ゴミを出しに行くのにもコートが必要とか(ほかいどーではゴミ投げといいます。ポーンと投げるわけではないんですよ。)なんですが、
今年の札幌はあったかいです。本州の冬みたいですけどね。

さて薬膳では、季節によって弱くなる内臓に効く食べものでカラダをサポートしていきます。寒い冬に弱るのは腎臓。なるほど、寒さや冷えがダイレクトに影響しますよね。膀胱の働きが弱くなると疲れやすくなったりむくみが出たり。。対策できたらいいなぁと思います。
そこで登場する考え方が五味五色という、漢方の考え方。
栄養学がなかった昔から、食べ物、料理でカラダを元気に整えていく考え方が伝わってきてるってこと、すばらしいですよね。

腎臓をケアするのは、塩辛味と黒い色。
塩辛味はしょっぱい食べもの、とちょっと違うみたいです。(むずかしいです・・・)鮭、鯖、鱈、イカ、エビ、タコに海藻。(わたしの好物ばっかり)
黒い色は、昆布や椎茸、キクラゲ、海藻、ごぼうなど。

それじゃあこんな料理はどうでしょう。
鯖水煮缶とヒジキ、塩昆布で黒い煮物です!!!

鯖缶ともどしたヒジキ、塩昆布を煮ます。味付けは砂糖と醤油。味を支えるのは梅干しとおろししょうがです。仕上げにちょっぴり酢を入れて、あきない味に仕上げます。

見た目地味すぎなので、大葉でカッコつけましたが、なくていいですよ。

材料は鯖水煮缶1個分で
乾燥ヒジキ塩昆布を各5g、梅干し1個、
砂糖・醤油 各大さじ1、おろししょうが小さじ1、水150㎖
米酢小さじ1 です

それでは作っていきましょう!

👉ヒジキは水につけます。長いやつだったら、はさみで切れるようになったら水を切って2cm長さに切ってください。
梅干しは種をとって3つか4つにちぎっておきます。

👉鯖水煮は大きいところは背骨にそって半分に割ります。
食べる数が増えるでしょう?2人分になりまーす(笑)。

👉鍋に、酢以外の全部の材料を入れて、中火にON !

👉水分が少なくなる頃にはヒジキがやわらかくなっているはず。
固かったらちょっと水を足してやわらかくなるまで煮ます。
仕上げの酢を入れて、混ぜながら火を通して、酸っぱい香りを飛ばし、うまみを加えます。

淡泊な鯖の水煮缶が、しっかり味のひじきと塩昆布をまとって、ごはんのおともに早変わり~。
ヒジキと塩昆布のマッチングもたまりません。

おうちにある常温の保存食で、なじみがあるけど新しい味。
よかったら、お試しあれ~!!


北海道新聞くらし欄に掲載されたレシピをがっつりリライトしました。














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