冬の公園がアートで変わった話

雪ばっかりのいま、さっぽろの人気ものといえば。

おかえりー！！しばらく動物園に行ってたのね！

円山公園にお住まいの雪ボーイくんとその仲間たちです。

彼らのおかげで雪ばっかりの寒い寒い冬が楽しくなりました。

雪ボーイくんのお気に入りのベンチは、円山公園駅から北海道神宮に至る公園内の参道の南側にあります。

そして、その向かいの林に、仲間たちが出没します。

うさぎさんが、おやつを持ってやってきたり。

うさぎもおだてりゃ木に登る。のかも。

とはいえ、公園は広くて、別の場所が好きな子もいます。みんな、自分のカタチやキモチにフィットしたところが好きなのは、わたしたちと同じです。

白蛇くーん

今朝は、怪蛇ユキダイショウに会いに行きました。きのう、アーティストの　@tana163 さんのインスタで出現を知って、場所もすぐわかって。前回は会えなかったから行きましたとも。寒い風が吹く中を！！

そしたらね、なんとおなじ考えの人に遭遇したんです。
地吹雪の公園で、ユキダイショウの写真を撮るふたり。。。
ゴーーーッ（地吹雪）。

リスはどこでしょうね。
あそこか、あそこですね。

と、言葉を交わすうちに、最近の雪ボーイと仲間たちの話に。
人気ものになったのは嬉しいけれど、たくさんの人の中には、
自分たちの趣味にそってｗ、記念写真撮影のためにアートに手を加える人もいるって話。

この間、雪ボーイをデコレーション中の観光客に会いました。
外国人だったので、「こんにちはー」って挨拶して。
「札幌楽しんでますか」「来てくれてありがとう」の後で、
「ねー、このデコレーションしたんですか？」
彼らはニコニコして、「そうそう（いいでしょ？）」って。
「うーん。too muchだよー」
「えー、そう？」
「うん、写真撮ったら、デコレーション取ってほしいな。
わたし、このアート大好きで見に来るのさ～。
うーん、too muchだわぁ」
「わかったー。なおすねー」
「ありがとーーー。ほっかいどー楽しんでねー。気を付けてねー」
「サンキュー！」
お互いニコニコニコニコしながらカタコトで話して、解決！

って話したら、彼女は、
「そうか！！ニコニコして話すのがポイントねっ！ありがとう！」って。

異文化コミュニケーション大切ねー。と雪ボーイに教えてもらいました。


雪ボーイが公園に来てから、こうして知らない人とちょっと話したりするようになりました。

そして、冬の、雪ばっかりの公園が賑わいはじめたのです。

雪だるまが、ここかしこにいます。

そして、@tana163　さんの木に登る動物たちみたいに自分もやってみたいというひとたちも創作をはじめました。

ある日の林です。みんなでゆきまつり～。

寒い公園に笑顔が集まるようになりました。@tana163さんとアートが公演に現れたのは２年か３年前。秋には枯れ葉のアートが公園のはずれの道の分岐点にひょっこりいたりします。楽しそうに制作されていて、いつのまにか、わたしたちの生活に、「いてほしい」アートになりました。さっぽろにいらしたら、円山公園へ行ってみてください。会えるか会えないかはわからないけれど(笑)。会えたらいいなーって公園に出かけるのが、わたしの冬の楽しみです。

今年は公園のランタンイベントにも登場した雪ボーイ。

晴れた日の様子もね。去年の雪ボーイと🐻。