【１−１４限目】「共済」って何なん？
細々したちがいはあるけど、まあ、基本的に保険と一緒やで。
違いを整理してみたけど、おそらく多くの方が、「で？」ってなると思うわ。
さて、「非営利」を謳っている共済の方が「掛け金が安いんやろ？」ってイメージを持っている方も多いけど、「共済やから安い」ってわけじゃないで。
会社・組合によりけりやで。
例えば、「３０歳の人がこの先１０年で亡くなったら１０００万円の保険金（共済金）がもらえる」って保険（共済）の月々の保険料（掛け金）を比較すると、
国内大手生命保険A社・・・２４７０円
全労災・・・１４００円（ふつうに安いな。）
メットライフ生命・・・８４０円 ※条件を満たした場合（おぉ。）
と、
保険会社の中には、「コスト削減」とか「加入する人を限定する」とか「顧客との接点を持つため（ドアノック商品）」とか、色んな工夫で保険料を安くしている会社があるで。
共済をやってる組合はたくさんいる中で、全国展開している「４大共済」と言われるのは、次の表の通り。
保険会社とは違って、共済の組合ごとに取りしきってる法令や官庁が異なるんやで。
余談やけど、都道府県民共済（県民共済・府民共済・都民共済・道民共済）はすべての都道府県にあるんやけど、神奈川県だけ「全国共済」って名前やねん。
その背景は、都道府県民共済が全国展開した１９８１年より先に、１９７３年に「神奈川県民共済生活協同組合」という別の「県民共済」がいたからやで。
はい！今回は終わり～
次の１分講座は
【１−１５限目】「少額短期保険」って何なん？
やで～
