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【3ー8限目】保険会社って潰れるの!?

潰れるで~。

平成9年に、日産生命が戦後初めて破綻したことを皮切りに、そこから平成13年までの4年間で、9社もの保険会社(生保:7社、損保:2社)が次々と破綻した。

その背景の1つが、”予定していた運用利回り”を”実際の運用利回り”が下振れる「逆ざや」という現象。
以前の講座で説明した通り、保険会社は「将来、運用利回りでこのぐらい儲ける予定だから、その分保険料割り引いておくで~」ってなかんじで保険商品を作ってる。
ところが、平成に入るとバブル崩壊。
「予定してた運用利回りに全然届かない!」ってことになったんやな。

逆ざやの影響が大きい貯蓄タイプの保険を多く販売していた中小保険会社が「やばいやばい・・・」ってなってたタイミングでの金融自由化Σ(゚д゚lll)

さらに、都銀の「北海道拓殖銀行」、四大証券の一角「山一證券」など、金融機関がバタバタと破綻し、不安に感じた消費者が保険の解約に殺到した(-_-;)

そして、、、

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と、金融不安は負のスパイラルに陥ったんだな・・・

次の講座では、
【3ー9限目】潰れた保険会社ってどうなった?
を説明するで~

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