![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116985286/rectangle_large_type_2_913e48411f652542f045eeca4e9e2769.jpeg?width=1200)
植物が持つ自然毒の力
先日、野菜セットに入っていたズッキーニを食べられた方から、以下のようなご連絡をいただきました。
届いたズッキーニを食事に出したところ、普段は大好きですぐに食べてしまう子どもが、殆ど箸を付けずに残していました。不思議に思って食べてみたところ、とても苦い味がしました。
ウリ科の野菜独特の苦みを多少感じることはあっても、“強い苦味”のあるズッキーニに私自身出は会った経験がなく、どういうことだろう?と調べてみたところ、苦味成分である『ククルビタシン』を大量に含むものが、極稀に出来てしまうという事が分かりました。
そしてこの『ククルビタシン』、食中毒を起こしてしまう可能性のある成分とのこと。改めて、ズッキーニのように普段食べる野菜によって発生しうる食中毒について、知識を持っておくことの大切さを実感する機会となりました。
今回は、このような植物の持つ自然毒によって発生しうる食中毒について、調べて把握できた内容を皆さんにシェアさせてください。
ここから先は
2,889字
/
5画像
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?