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高度3000mの飛行機からジャンプすることはリスクか


皆さんはリスクという単語を良い意味で使うでしょうか。
なんとなくネガティブな印象を感じる方が多いのではないでしょうか。
リスクマネジメントやリスクテイクといったリスクを用いた単語はたくさんあります。
しかし、正しくリスクという単語を使えている日本人はほとんどいないと思います。

今回はそんなリスクという単語について深堀をしていきたいと思います。

高度3000mの飛行機からジャンプすることはリスクか


高度3000mを飛ぶ飛行機から扉を開けてジャンプするとその人がなくなってしまうことはほぼ間違いないでしょう。
こんな状況の時保険屋さんであればリスクは非常に大きいと考えるでしょう。
一方で証券マンであればリスクはありませんと答えるはずです。
それはなぜでしょうか。


リスクには2つの意味がある


実はリスクには大きく大別して2つの意味合いがあります。
その2つの意味合いによって今回のケースの場合リスクのとらえ方が真逆になってしまうのです。

1つ目のリスクの意味合いは危険性という意味です。


ある現状からどこまで悪化するかの悪化の量をリスクとして表現する場合にはこちらのリスクを用います。

図でいうとこのようなイメージです。

リスク挿絵

一方でもう一つのリスクは期待値周りの変動性という定義があります。
平たく言ってしまうとそのことをした時にどのくらいぶれるかという意味です。

高度3000mから飛び降りれば即死という事実からプラスにもマイナスにもぶれることはないでしょう。
そのため、このケースの場合にはリスクがないといえます。


リスクの意味が使われる場面


この2つのリスクはそれぞれの場面で使われ方が変わります。
例えば生命保険や損害保険といった危機に対して対応する場合には前者の危険性という意味合いのリスクを使うことが多くなります。
一方で投資や大学受験の合格判定といった将来の予測をするような場面ではブレ幅という意味のリスクを用いるケースが多いです。

このリスクの2つの意味合いを理解することによって投資性の金融商品を行う際にも過度に恐怖しなくてよくなってくるでしょう。


まとめ


いかがだったでしょうか。

リスクの意味合いを適切に理解して金融商品に触れ合えるといいですね。


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