助け合うことが当たり前なら、感謝の言葉は要らない
冷静に考えて。
「有り“難う”」てなんだ?
がとうって。
有り難うございます、の省略形と言われても。
美味しうございます?
嬉しうございます?
あやしうございませんか?今どき誰が口語で使うウ音便。
あと、そう。
有難うって、言い難い。
シェイシェ、シュクラン、スパシーバ
ぽっと言いやすいほうが良くない?
感謝の気持ちがわーっと湧いたとき、
ア、なんて生まれてこない。
だからいつも無理やり口をこじ開ける。
言わなくちゃ。じゃないと、あの子は無礼だって後ろ指さされる。
そもそも、
有り“難い”って。
何が難しいんだ。
わたしもあなたも生きてるんだから、
助け合うなんて当たり前じゃないか。
「言わないのかよ。」無意識に感謝を期待している自分が居る。
助け合うのが当たり前だから、よほどのことがないと感謝の言葉を使わない文化がある。
細かいことでも逐一感謝の言葉を言わないといけない文化がある。
ああ、
本当に有り難いものは何だ?
本気で有り難いとき生まれる言葉は何だ?
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