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疑常辞書

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常識を、疑え。日常を、疑え。「常態」は「死」である。
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2020年4月の記事一覧

森鴎外の『当流比較言語学』が大好きな件について。コロナ禍の日本を見て書いたかのよう。

 『当流比較言語学』は、ドイツ語にはあるけど日本語にはない言葉を紹介しながら、日本人にない感情を指摘するという本です。  紹介されるドイツ語は3つで、構成はとてもシンプル。文字数も極めて少ないので、数分で読むことができます。  ただし、明治時代に書かれた文章である上に、紹介される言葉以外にもドイツ語が頻繁に出てくるので、ところどころ意味をとれないところがあります。しかし、分からない言葉を飛ばして読んでも、一番重要な部分は理解することができます。  私は『当流比較言語学』を、

「いじめの構造そのものを、ぶっ壊す可能性を提示しなければならない」―――岩田健太郎 教授に聞く

「子供のいじめがなくならないのは、そもそも日本の大人社会が、いじめ体質だからだ――。」先日、「あとがき」と「目次」を先行公開した光文社新書の新刊『ぼくが見つけたいじめを克服する方法――日本の空気、体質を変える』が、本日発売となった。刊行に際し、著者である神戸大学の岩田健太郎教授に、話を聞いた。 なぜいま注目の感染症の専門家が、「いじめの本」なのか。岩田氏がこの本に込めた思い、そして今こそ読者に伝えたいこととは? 写真・野澤亘伸/聞き手・光文社新書編集部 ・・・・・・・・

新しい世界へ

日々経験したことのない 毎日を過ごしていることと思います。 そしていろんなところで 「また戻ったら」とよく聞きますが 当然のごとく このパンデミックが終息を迎える頃 世界は戻るのではなく 間違いなく 大きな変化を遂げていると思います。 いろんなところで戻った時の話をしますが 私はその会話に違和感を感じます。 せっかくこんな大変な経験をしているのだから 変化し進化するしかないでしょ! そう思うのは私だけでしょうか? リモートワークの仕組みも おうちで学習の教育の仕組