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ご利用者様から贈り物をもらってはいけない?

ここのところご利用者様から金品の送りものをいただくことがあります。
弊社スタッフももらっていけないことは理解しているため、その場でいただくものは、きちんと断ってきます。

しかし、ここのところ手紙に入っていたりすることもあり、事務所に帰ってから気づき、報告があることもあります。

その場合でも、必ずご利用者様にすぐに連絡し、返品させていただきます。
「そこまでやる必要があるか?」という話ですが、弊社では必ず行います。

ただ、弊社では訪問時にいただくお茶やお中元などは、お断りをした上でもらってもよいルールにしています。

ただ換金できるものはもらわない。

お菓子と金品のなにが違うのか?

それは、弊社の訪問看護サービスに対する考え方から来ています。

私たちは寄り添うことを大切にしています。
最新の医療を提供すると同時に寄り添うことを蔑ろにしない。

そこがスタートです。

ご利用者様の気持ちを無駄にしない。
ご利用者様のことを少しでも知ることを大切にします。

そのため、サービス提供後のご利用者様とのお茶の時間は、その人を知ることに欠かせない大切な時間なのです。
またご利用者様の生活の一部をみる大切な時間です。

しかし、金品はそこに感謝の気持ちなどはあるかもしれませんが、それ以上得るものは少ない。

また、換金できるものは簡単に数値化でき、はかれてしまう。
人間は計れると、必然的に費用対効果を考えます。

「これだけやってあげているのに。」ってやつです。

そうなると、もめますよね。

もちろん、お菓子などでも同様なことは起きないとは限りません。
ただ、日本人ならではのおもてなしの一部と考えるとどうでしょうか?

確率はぐっと下がると思います。

それであれば、お茶ぐらい一緒に飲んで、よりよいサービスに繋げたらよいのではというのが、私の考えです。

ここに関しては、正しいと言える答えはないと思います。
サービスを提供している地域にもよると思います。

その辺りちゃんと組織で話し合い納得した回答が出す必要があります。

弊社も改めてスタッフと確認していきたいと思います。

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