「あざとい」って何だ?

「あざとい」って、良いのか悪いのかよく分からない微妙な言葉だと思いました。どういうことなのでしょうか?では見ていきましょう・・・

私が知るこの世界は、発生・誕生したという概念自体がなく、何もかも全部そろっていて、そのあらゆる全ては変化しながら「ずっとある」という状態です。無かったことがない。言わば永遠、無限の「全知全能」という一つの生命体であり、我々はそのパーツ(能力)の一部なのだという考え方です。
そしてこの全知全能は揺るぎない。何がどうなろうと全知全能なのである。
一瞬たりとも何かが欠けることはない(変化で常にそれを補っているため)
もしパーツを失ったようでも、失ったように見えるだけなのである。
つまり例えあなたがタヒんでも、
あなたの持っていた何らかの資質が「この世に必要なもの」として
一つの、もしくは複数の何かに受け継がれるのです。
この世界はそういうことがずっとずっと繰り返されているだけなのです!

生前あなたが花のように美しかったならば、大自然があなたの資質を受け継ぎ、まるであなたを思わせるような美しい花をどこかで咲かせるでしょう。
同時に生前あなたがタコのように体が柔軟だったならば
どこかの誰かが、もしくはリアルタコがあなたの資質を受け継ぐでしょう。
そういう感じです。あなたがタヒんでも、そうやって全知全能は維持される。

もちろんこれを逆に考えることもできます。
つまり普段地味なあなたがある日突然、オシャレな花柄の服を着て出歩き、
まるで花が乗り移ったかのように可憐な雰囲気を漂わせる。
そしてそのまま、まるでタコが憑依したかのように、
目の前に超イケメンが登場したら突然クネクネし始める。
これはあなたが消えかけた花やタコの資質を受け継いだということです。
みんなあなたを見て「急にどうした?」「あざとい」などとは思わず
「ああ、またどこかで花が散り、タコがタヒんだようだな・・・」と
本来、全てが一つである全知全能・協力社会においては
そうやってこの世の循環をただ感じるだけのハズなんです。

よって「あざとい」は
競争社会によって生み出された恐怖の洗脳ワードのうちの一つでした。
とは言えこの言葉を他人に対してそのまま本気で使っておられる方なんて、
特に最近ではほとんど聞いたことないですね。
むしろ若い方は、ポジティブなイメージへと変換して使ってくれているようです。だから本来の悪い印象から冒頭で述べた「微妙」にまで
現代では印象が変化したのかもしれません。素晴らしい!

そういえば大昔も「ゲロマブ」とか
ゲロを「最高」というイメージに変換してたな・・・

食事中の方、失礼しました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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