冬の夜長のフィンランド(旅じたく編-計画の巻)
2019年末に、5日間ほど、フィンランドへ一人旅に行きました。フィンランドに行くのは3年ぶり2度目です。
主な旅の目的は主に以下の3つ+αでした。
・海外でスノーボードをしたい
・極夜を体験したい
・あわよくばオーロラを見たい
・αとしては、時間があればノルウェー国境の辺りまで行きたい
旅の計画は出発の3年前から
2016年の春に、GWと抱き合せで3週間近い長期休暇が取れたことから、急遽ほぼ無計画でヘルシンキに行きました。さほど期待せずに行った割に、思いのほか居心地がよく、挙句の果てに旅の最終日にヴァンター空港に向かうシャトルバスの中で涙目になりながら(実話)「まだ帰りたくないーー!よっしゃ次は3年後の冬にまた来るぞーー!」と心に決めました。
というのも、私はサンデースノーボーダーで、いつか海外で滑ってみたいなあという夢があったからです(3年後にしたのはカレンダーを観て長期連休を取りやすそうだと感じたため)。
目的地はKiilopää
滞在先を探していると、Kiilopää(キーロパー)というところを見つけました。ガイドブックではあまり見かけない場所ですが、調べていくうちに「ウルホ・ケッコネン国立公園がすぐ傍にある、自然と静寂に囲まれた非常に美しい場所」であることが分かりました。
また、キーロパーにある宿「Suomen Latu Kiilopää」が日本人観光客がそれほど多くはなさそうだ、と感じたことも、決定の要因のひとつになりました。
ちなみにキーロパーはフィンランドのリゾート地Saariselkä(サーリセルカ)やKakslauttanen(カクシラウッタネン)に近い場所です。サーリセルカは日本でいうところのルスツとかトマム、白馬村とかそんな感じだと思います。
どうやって行くかというと、ヴァンター空港から国内線を乗り継いで1時間半ほど北上してイヴァロ空港に向かい、空港からはキーロパー行きのバスに乗って30分ほど南下します。
そういえば、サーリセルカ行きのバスは満員だったのに、キーロパー行きのバスは自分一人だったことには、笑ってしまいました。
ついに動き出した出発7ヶ月前
2016年の旅を終えてから2年位はこつこつボーナスやお小遣いを貯めたりしていた程度だったのですが、2019年の5月頃、かねてから泊まりたかった上記の宿の予約状況を確認してみると既に埋まりかけていることが分かり(さすがリゾート地)、慌てふためいて即座に予約を取り、その日程に合わせた航空券を購入しました。
宿と航空券を予約したからには、動き出さねばなるまいーそうして重い腰を上げたのが、出発からちょうど7ヶ月前のことでした。
極寒地向けの衣類に加えて、スノーボードギア一式も担いで旅立つつもりです。スーツケースやスノーボードケースに荷物が収まるにしても、一体どれだけ重く、しかも膨れ上がるのやら想像がつきません。
旅じたく編、次回は持っていった荷物(衣類)について書こうと思います。