はじめまして

 みなさんはじめまして。遠野ほかげと申します。
 小説を書き始めて一年ほどになります。ブログや記事を書くのは初めてなのでお見苦しいところ多々あるかと思いますが精進していきますので、どうかよろしくお願いいたします。
 さて、遠野ほかげというのは本名ではなく筆名なのですが、大好きな童謡「朧月夜」の歌詞からいただきました。
  菜の花畠に 入り日薄れ
  見渡す山の端 霞ふかし
  春風そよふく 空を見れば
  夕月かかりて におい淡し
 暖かな春の日差しがゆっくり西に傾き、菜の花にかかる露やぽっかり浮かんだ雲に残照で輝いている。そんな長閑で心が温かくなるような日本の原風景が目に浮かびます。『ほかげ』は二番の歌詞、
 里わの火影(ほかげ)も 森の色も……のところから頂戴しました。
 ちなみに『ほかげ』を辞書を引くと、①火の光 ②灯火に照らされてできる影 のという二つの意があり、日本語の奥行きの広さを感じる素晴らしい言葉の一つだと思います。
 今はまだ名前負けしてしまっていますが、そんな奥行きも広がりも温かみもある小説が書けるようになることを人生の目標にして、日々文章に向き合っていきたいです。