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さらば、ケンジントンティールーム!

池袋西武本店3Fケンジントンティールーム。
2024年5月31日で閉店となった店である。
閉店理由は、西武百貨店の改装工事のためだそう。

筆者は池袋に訪れるたびに、良く行っていた。
閉店してしまうと聞いたときには、別の場所で移転はしないのか、又は改装工事が終わったらまた再開することはないのだろうか、そんなことを思っていた。

もう食べられないかもしれない。

ということで、閉店前に行ってきた。

さっそく週末の土曜オープン時間。
閉店と聞いて食べ納めに来た客は、私だけではなかった。オープン時間の午前10時から列はできていた。

待ち時間の間も次々に人は来る。西部百貨店のスタッフらしき人たちが3人ほど、店前に来ており訪れた客を誘導していたのが印象的だった。

ケンジントンティールームの出入り口にあるショーケース

店では、いつもアフタヌーンティーを頼むのが定番となっていた。だが今日で最後かもしれないので、最後くらいはアフタヌーンティー以外を頼むことにした。といっても、アフタヌーンティーで食べるサンドイッチとスコーンとケーキを、もっと沢山食べたいと思っていたので、それぞれを単品で注文することにしたのだけど。

『アニバーサリー』という紅茶。フルーティなフレーバーの香りが良かった!
サンドイッチが、バカみたいに旨いからもう多めに食いたくて頼んだもの

紅茶と一緒に頼んだのは、ツナと卵と大葉、鶏肉と海苔を挟んだ和風なサンドイッチ。トーストされたパン生地が香ばしく、食べ飽きない味。
ケンジントンティールームでしか食べられない味でもあった。

ケンジントン・クラブハウス・サンドイッチ

トーストされてないサンドイッチと一緒に付いたケーキ。ケーキに関しては、ケーキのメニューブックから選べるのだが、バナナタルトを選んだ。
トーストされていないパターンのサンドイッチなのだが、パン生地がふんわり、しっとりした触感がとても良い。

多めに乗った白いクリーム、このクリームはスコーンと併せて食べるのが、実は一番旨い!

スコーンは、イチゴジャムとマーマレードを選択した。
このスコーン。想像以上に美味しい。外側はサクサク。中はしっとり。
ジャムなしでも美味しい。でも、たっぷりジャムをのせて食べても良い。

スコーンは1皿2個。単品2皿頼んだ。
他に、はちみつ、ブルーベリーのジャムも付けて食べた。

スコーンを二つに割ったら、バナナタルトの分厚いクリームを挟む。スコーン付属のジャムもたっぷりのせて食べると、なお美味しい。最高の相性だと思う。ちなみに、はちみつもかなり美味しかったので、この際最後にと思い何のはちみつなのか店員に聞いた。中国産、蓮華(れんげ)のはちみつだそう。長年食べてたのは蓮華だったのか!!

スコーンの柔らかさ、香ばしさ、サックリとしていて、しっとり感が最高!

数々の訪問客を虜にしてきたメニューの中で、紅茶の種類も豊富だった。

昔から変わらない年季の入ったメニューブック
ケーキや紅茶をイメージさせたイラストで統一されたお洒落な店内

何を食べても外れのない美味しいスコーンとケーキとサンドイッチのお店。
歩き疲れたときに、ゆったりと休まる憩いの場所。

ぶっちゃけ2520円で旨すぎるアフタヌーンティーを提供するコスパの良さが最高の店であった

さらば、ケンジントンティールーム!
本当に美味しかった。なくなるのが残念でならない。

余談だが、閉店するまでの平日から週末、名残惜しむ人たちで店内は終始いっぱいだったそうだ。



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