体幹トレーニングの罪

【はじめに】
このブログは私の考えを押し通すためのものではありません。
後世の競技選手がより良い環境で効率よくトレーニングを行える環境づくりを目指しています。
その為、反対の意見を理論立てて反論してくださる方がいらっしゃったら、是非ご教示願います。
それにより理論が成長し、後世へより良い情報を残すことができます。

体幹トレーニングという言葉が浸透して数年がたちます。
この体幹トレーニングに異論を唱えたいと思います。

【そもそも体幹とは?】
そもそも体幹とは何なのでしょうか?
私たちトレーナーという立場の人間からすると
「四肢と頭部を除く部位」と考えます、つまり胴体とお尻が体幹なのです。

でも、世間一般で言われている体幹とは「腹筋・背筋(腰部)」ではないでしょうか?

また、体幹の安定が~~と言っている方々は腹筋周りのインナーマッスルを指していると考えます。

このインナーマッスルは腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群の4つの筋肉を指します。

【体幹トレーニングの効果】
ここで指す体幹はインナーマッスルです。
有名なトレーニング方法はプランクだと思います。
果たしてこれは効果的なトレーニングなのでしょうか?
…間違いなく効果的ではありません!
圧倒的に負荷が低いのです。
そもそもプランクはリハビリです。
・低体力者
・リハビリが必要な方
・巧くインナーマッスルが使えない一部の方
こういった方の為のトレーニングです。
※ウォーミングアップとして実施するのはありだと思いますが、やりすぎないように。

【インナーマッスルを鍛えたいなら】
バーベルスクワットを行ってください。
10年ほど前の月刊アイアンマンの中の記事だったと思います。
※遠い記憶で申し訳ございません。
論文が紹介されていました(論文レベルは不明)
世にいう体幹トレーニングよりもバーベルスクワットの方がインナーマッスルへの筋刺激が大きいそうです。
つまり、本当にインナーマッスルを鍛えたければバーベルスクワットを行ってください。
それができないほどの低体力者は体幹トレーニングから始めればいいのです…2~3週間でバーベルスクワットができるようになってしまいますけどね。

【体幹トレーニングの罪】
この体幹トレーニングは最先端であり、流行であり、最良だというご認識が広まってしまいました。
※有名サッカー選手や有名駅伝チームのせいで…。
これこそが日本の競技の成長を妨げた原因だと思っています。
明らかに体幹トレーニングは低負荷です。
そんな体幹トレーニングの普及が日本が世界で戦いきれない原因の一つです。
世界と戦うには世界と同水準のウエイトトレーニングを行うべきです。


さて、今回は経験則での話がメインです。
皆様のご意見をお待ちしています。

さいたま市浦和区のパーソナルトレーニングジム 
ネクサスフィットネス浦和 代表トレーナー保條



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