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【小説家の日常】創作者としての腕が上がる時?
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昨夜は深夜1時半に寝て、今朝8時半に起きました。
7時間睡眠の平日です。
最近昼夜逆転気味の生活でしたが、なんとか理想的な時間帯に戻せました。
140字小説のストックを見直し、2つほどボツにしました。
長編小説を3000文字書き進めました。
予定より8000文字ほど前倒しです。
久しぶりに短編小説を1つ、書き上げました。
思いついた時、書き上げた時は「悪くない」と思っていても、少し時間を置いて見返したら「コレのどこが良いと思ったんだろう…?」となることがしょっちゅうなので、必ず少しの間寝かせます。
たまにですが、逆もあります。
「全然つまらないな」と思ったものは、完全に消去せず、ボツ枠に入れます。
時々、ボツ作品たちをざっと見返すことがあるからです。
ボツにしたものなので、時間を置いて見返してもやはり全然よくないのですが、極稀に「そんなに悪くないのでは?」と思えるものがあったりします。
そういうのは復帰させ、投稿することもあります。
あるいは、140字でおさめるのは無理でも、丁寧に字数を割けば見れたモノに出来るかもしれないので、そういうのは短編候補にしたりします。
ですので、ボツ作品でも完全消去はせず、ボツコーナーに格納しています。
商業作品であれば、作品の良し悪しの判断は編集者さんが一緒にやってくれます。
ですが、140字小説や短編小説は紙に出来るほどのボリュームがないため、商業ラインにはなかなか乗せ辛いです。
商業ラインに乗らない、つまり出版社が絡んでいないのなら当然、編集者さんに見てもらうわけにはいきません。
ですので、そういった作品は、ボツにするかどうかは自分の目で見極めなければいけません。
「これは投稿してよい」と判断した作品であっても、悲しくなるくらい全く数字が出ないことなんて日常茶飯事です。
商業であっても、同じことですね。
「こんなの全然、つまらないけどね」と思いながら本を出版する作家さんや編集者さんはいません。
「これは面白いぞ!」と信じて出しているはずです。
それなのに、全然期待通りの数字が出ないなんてことも、日常茶飯事でしょう。
自作の良し悪しは自分の目で決めている、と書きましたが、だからと言って投稿するもの全てが自信作なわけではありません。
「これはきっとウケないだろうなぁ…」とか「個人的には面白いとは思えないけど…」といった作品を投稿することも、よくあります。
そういう場合は、主に実験的な目的であることが多いです。
それがもしウケた場合、「あ、こういうのもアリなのか」という知見を得られるので、創作の自由度が広がります。
そうなると、創作者としての腕が上がったかのようで、ちょっと楽しいです。
私は創作や物書きの何たるかを語れるほどの実績は何も残していないので、知った風なことは何も言えません。
ですが、こういった挑戦や実験的な精神を忘れてしまうと、衰える一方であることは、自明な道理として言えると思います。
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