【作家視点】1冊の小説が出版されるまでの流れ(#7)
【最初から:①はじめに】
【前回:⑥目次の執筆編】
実は「一言解説」は、初の打ち合わせの時から担当さんから提案されており、私は当初「解説は無い方がいいのでは…」派でした。
140字小説は、全てを語るには余りにも文字数が少ないため、想像や察しの余地、そして余韻を残す文章と相性が良いです。
多くを語らず、読者自身の想像力と察しで物語を理解する気持ち良さこそが140字小説の醍醐味であるため、そこに解説を投入するのは、興醒めであり蛇足だと思ったからです。
一方で、担当さん的に