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12)フィンランドと自然療法

最近レッスンなどで自然療法について説明することが増えており、改めて自然療法って??🤔と思い、調べ直してみました!
自然療法とは、その人が本来持っている自然治癒力を高める治療であり手段は様々(ホリスティック)です。なかでもアロマセラピーやヨガはお馴染みです。厚生労働省のホームページによると、医療とは通常医療(西洋近代医療)と通常ではない医療(補完医療、統合医療)があり、自然療法は後者の一手段です。大事なのは補完医療は通常医療と組み合わせることで医学的に有効で、あくまでも補助ですが歴史は古く、欧米では資格をもった医師によって処方されたり、セラピスト育成に国家的支援もあります。
私はPTなので通常医療寄りですが、通常医療だけの限界を感じることは多々あります。がんだけでなく認知症など、病院側が治療対象外としながらも困り続けて行き場がなくなっている人達を見てきたからです。たしかに疾患そのものは治せないかもしれないけど、二次的に発生する苦痛や不快が補完的方法で緩和され結果的に本人が納得する…ここが大事でした。
リンパ浮腫を学んだフランシラ(スクール)のルーツがあるフィンランド🇫🇮は、補完医療にも国家的プロジェクトで取り組んでいるようです。最近もテレビで紹介されていたのですが、かつて肺がんにビタミンAが効くと言われた時代に3万人の母集団で検証し、ビタミンAを大量摂取していた群の方が罹患者が多かったそうで、がんにビタミンAを推奨した会社はその後無くなったそうです。ムーミンでほのぼのとしながらも、冷静な科学的視点を持つフィンランド。今では当たり前なウェルビーイング発想が普及したのも何十年も前(もっと前かも?)で、マッサージやアロマが発展する起点にもなったそうです。冬が寒く長い北国だからこそ、人に優しくも結果にこだわる姿勢に共感します😀
そんな国が取り入れている自然療法をスクールで知り、植物、食事、トリートメントケア、東洋療法を学んで民間資格を頂きました。ちなみにフランシラ製品は通販や百貨店でも購入できるので、気になった方はまずはお手に取ってみてください。オーガニックながらしっかりと分析された成分を含んでいるので、医療福祉の現場でも使われているそうです。いつか行ってみたい国です❗️

オヤンおじさん(通称、土管のおやじ)。150年前に実在したフィンランドで初めての男性セラピスト。おじさん考案レシピのローションは今でもベストセラー。



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