イベントの広告宣伝

あなたが、地方都市（例えば新潟）で、何かの集客イベント（有料でも無料でも）を行うとしたら、広告宣伝はどの手段を用いますか？

いま現在行われている「イベントの広告宣伝」方法は主に以下でしょうか。
①テレビCM
②ラジオCM
③新聞広告
④雑誌、フリーペーパー広告
⑤街頭看板や街頭ビジョン
⑥新聞折込チラシ
⑦ネットのバナー広告（地域情報サイトなど）
⑧SNS広告（Facebookなど）

イベント宣伝だと今でもメディア広告が主流です。かかる費用はみなさんの予想通り、テレビ＞新聞＞ラジオ＞雑誌、フリーペーパー で、金額によってCM本数や掲載枠の大きさが変わります。

大きなコンサート（県民会館レベル）は大々的にテレビCMを行ない、企業関係の販促イベント（〇〇フェアなど）はラジオCMが多く、演歌コンサートや地域の夏祭り（花火大会）は新聞広告が多いです。最終的には、①予算 ②ターゲット によって、主催者がどこに広告を出すか選ぶわけです。

では、僕の主催する『くがことみ＆すぎやまゆうなファミリーコンサート』の場合は、どこに広告を出すべきなのでしょうか…。

今回は長野県と石川県での開催ですが、長野県に関しては地元の新聞「信濃毎日新聞」に広告を1回載せました。また、クラウドファンディングが信濃毎日新聞社運営なので、僕のプロジェクトの広告が今日までに6回新聞に載りました（小さいですがクラファン利用特典として無料掲載）。

石川県に関しては、先日の投稿の通り、まさかの同日かぶりの某キャラクターミュージカルがすでにテレビでガンガンとCMされていることが判明したので（大ピンチ！）、メディアでの宣伝方法を見直し中です。いま現在は何もメディアでの宣伝はしていません。（これから動きます）

宣伝どうするの？

まず僕が選んだ手段は、「県内すべての保育園・幼稚園・こども園に、園児分のチラシを送る」です。園を片っ端からリストアップして、定員数を調べて、枚数数えて封入して…正直、手間も時間もかかります。でも、想いを書いた手紙を添えて送らせてもらうと、連絡帳に入れて各家庭に配布してくれる園が多いのです（園の方針で掲示板に掲示の場合もありますが）。それは直接子どもとパパママに届くので、非常に効率的な宣伝になります。これは昨年6月の新潟公演の際にもやりましたが、反響は大きかったです。

今回に関しては、石川県は全園に送りましたが、長野県は開催地の上田市周辺の地域（長野市・松本市含む）は全園児分、遠い地域は掲示用だけを送らせていただきました（長野はかなり広いので）。石川公演に関しては前述の通りの大ピンチなので、富山県と福井県の石川寄りの地域の園にも送りました。子育て支援センターや児童館、会場周辺の飲食店にも送りました。

先週からは、開催地の上田市・金沢市の小学校に1件1件電話をして、配布のお願いをしています。今回のコンサートは市や教育委員会の【後援】をもらうのは難しいので（民間企業による有料公演のため）、学校へ電話して趣旨や目的を話して、賛同していただいた学校に送っています。教育委員会を通さないとNGの学校もありますが（本来はそれが普通）、教頭先生や校長先生の判断で全校配布をしてくださる学校も多く、ダメもとで電話をしておきながら、正直驚きました。（みなさん応援の言葉をくださいます）

クラウドファンディング終了まで1週間、チケット発売まで2週間。もう少しチラシを送り続ける予定ですが、1/13現在、約1800ヶ所、計15万枚を送りました。チラシ代も送料もバカにならないし、作業時間もかかります。地道な作業の繰り返しに、根気も必要です。それでも、メディア広告にドカンとお金かけるよりも有効だと考えた結果です。（そもそもメディア広告にかける予算がないんですが）

あのメジャーリーガーは誰よりバッティング練習をしたと思いますし、サッカー日本代表のあのストライカーもシュート練習を山ほどしたと思います。ノーベル賞を受賞したあの学者は地道に何年も実験を繰り返しましたし、成功したあの起業家だって何度も事業を失敗しながら最終的に事業を成功させました。

地道な努力の積み重ねが成功につながる、そう信じています。努力は誰にでもできる。重ねた努力は裏切らない。（筋トレやダイエットはその努力を続けるのが難しいんですが…）

だから僕は、断崖絶壁の崖っぷちに立っていながらも、最後の最後まで努力を続けたいと思います。「ことちゃんゆうなちゃんが好きな子どもたちに届け！」と想いを込めて、明日も明後日もチラシ送ります。

クラウドファンディング終了まであと1週間。目標金額までかなり厳しい状況ですが、ご支援よろしくお願いします。
https://cf-shinshu.jp/project/detail/585