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認証保育園の選考基準②タイミング編

申し込み受け付け&選考を保育園が独自に行うが故に謎に包まれた認証保育園の選考基準、今回は侮れない、申し込みのタイミングについてです。

これについてははっきり言ってチャンスは2回です。

①各保育園が見学、申し込みを受け付ける時
(毎年9月~11月がピーク) 

当たり前ですが、各保育園が公に見学や申し込みを受け付けるタイミングは、押さえておいた方がいいと思います。
この時期を過ぎると、見学すらできないという保育園は、特に大手の系列だと珍しくありません。

ただ、日程をあらかじめ限定してweb等で告知している園だと、受付開始と共に問い合わせが殺到し、電話すら繋がらないということも起きますので、事前に候補の園のスケジュールはしっかり確認しておくことをお勧めします。

また、この時期の申し込みはほとんどの方が複数の園に申し込むので、園側はその中から入園の可能性が高い方を選別します。
前回の記事で書いたように、認可は申し込まず、そこが第一志望の方が優先となります。
必ずどの園も申込書に併願状況を書く欄があるので、慎重に記入しましょう。

この時期の申し込みのメリット、デメリットは下記の通りです。

メリット
・たくさんの園を見学、申し込みできる。

デメリット
・園側には多数の申し込みが来るので、選考通過の確率が低い。
・申し込みしたからと言って、キャンセルが出ても連絡は来ない。

実際、職場の園でも、当初の申し込み者がキャンセルになっても、以前の申し込み者に連絡することはほとんどありません。
この時期は、申し込みする側も選択肢がたくさんあるので、申し込みもそれほどの切実さはない、あくまでたくさん申し込んだ保育園の中の一つ程度の重みと捉えられているからです。

2回目のチャンスは、この申し込む側の余裕が失われる時にやって来ます。


②認可保育園の結果が出た時

エリアや年齢にもよりますが、今(2022年時点)の時点の、特に1歳児クラスについてはこがほとんど最後かつ最大のチャンスと言ってもいいと思います。

保護者側は認可保育園に落選し待機児童寸前、保育園側は慎重に選考しても出てくる認可保育園への流出者の分の人数を埋めなければならず、①のタイミングとは比べ物にならない切羽詰まった状況が生まれます。

このタイミングでの問い合わせは、既に充足しているところももちろんありますが、そうでなくキャンセルの穴があればかなりの確度で選考に通ります。

ポイントは、区境等に住んでいて複数の市区町村の認証保育園が候補の場合、それぞれの市区町村の認可保育園の選考結果通知のタイミングを確認しておくことです。
1日でも選考通知が届くタイミングが違うと、自分の住む市区町村の通知のタイミングで電話を掛けてももう埋まってしまっていた、ということが起こり得ます。

上記をまとめると、この時期の申し込みのメリット、デメリットは下記の通りです。

メリット
・希望する園の申し込みにキャンセルがあれば、選考通過する可能性が高い。

デメリット
・空きがなく、門前払いされる園が多い。
・空きがあった場合、即決を求められる。(他も見てから決めたい、という方は当然ながら優先度が下がります)


以上、認証保育園の選考基準、【条件編】及び【タイミング編】でした。
少しでも参考になりましたら幸いです。

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