愛情の総量は一緒に過ごした時間の長さではない
こんにちは。
保育士ベビーシッターのなつきです^^
先日、読んだ本に感銘を受け、移動中の電車内でしたがボロボロ泣いてしまいました・・・。(マスクの時期で良かった・・)
僕たちは14歳までに何を学んだか
4名の著名な方がどのような子ども時代を過ごしたかという内容のこちらの著書。
保育者として興味深い内容でした。
中でも心を揺さぶられたのはSHOWROOM前田祐二さんの子どもの頃のストーリー。
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前田さんのお父様は前田さんが3歳の時に亡くなられたそうです。
もちろん小さすぎてお父さんの記憶もないそうです。
そして、お母様も8歳で亡くなられたそうです。
まだまだ親の愛情を受けて当たり前の年ですよね・・考えただけでも心が痛くなる・・
幸い前田さんには10歳離れた最愛のお兄様がいたこと。
そしてそのお兄様の愛情が素晴らしく深い・・
お兄さん自身も学生で小さな弟を養っていかなければと大変な苦労があったと思うのですが、前田さんに対する無償の愛がとても温かくて、、
きっと、愛情深いお母様からたくさんの愛を受け取っていたんだな、と。
お兄さんは前田さんよりもお母さんと過ごした時間が長い分、お母さんから受けたたくさんの愛情を前田さんへ注いでいたんだなぁと思うとお兄さんも、前田さんもとてもとても幸せな人生だと思うんです。
お父さんもお母さんもいないから不幸、なんてことはなく、愛情をしっかり受け取れるほど、たくさんの愛情に満ち溢れていたんだと。
前田さんはお母様と過ごした時間を「母から受けた愛情はものすごかった」と語っています。そして「一人の人間から受けた愛情の総量を競ったら世界一になれる」とも。
前田さんも、前田さんのお兄様も決して悲観的にならずに前を向けたのは、溢れるほどのご両親からの愛情です。
私はベビーシッターをしていますが、日々同じ子どもの成長が見れるわけではありません。
いわば、点と点を結ぶようなもので、子どもたちの記憶には私は残らないかもしれない。
でも、前田さんが言うように「愛情の総量」は過ごした時間ではないと思うんです。
どれほどの愛情をその子に向けられるか。
どれほどの理解をその子に向けられるか。
どれほどその子を受け止めてあげられるか。
前田さんの言葉を聞いたらこの点を結ぶお仕事にも意味があるんだなと嬉しくなりました。
私も前田さんと同じように母から受けた愛情の総量コンテストがあれば準優勝ぐらいできるくらいの自信はあります^^
母が生きていることにも感謝。
母からもらった愛情はこれから出会う子どもたちへ伝えていきたいです。ありがとう前田さん。
前田さんも素晴らしいお方ですが、私は逆に前田さんのお兄様にお会いしてみたくなりました!^^
きっと愛情深く、素晴らしい方。間違いなく。
子どもの成長をより愛情深く見守っていきたいと強く思い、心が揺さぶられた内容でした^^
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