Mrs.GREEN APPLEに涙した日


はじめに

今回は歌の歌詞と自分を重ねて涙を流したお話。
小説やビジネス書、映画や音楽。
僕はこれらを自分に重なる部分を探すことで自分のこれからに活かせたりするのではないかと思ったりしています。
周りがそんなのどうなの?と言っても自分で思う分には自由だと思う。
アニメを観てても今の自分にとってのパワーワードだったりキーワードだったりすることって結構あったりする。
そんな自分が今回、大好きなMrs.GREEN APPLEの「ケセラセラ」を聴きながら、ここ数年の自分と重ね合わせて涙して思った事を書いてみたいと思う。

ケセラセラの歌詞

まずはケセラセラの歌詞を先に載せます。
知らない人の為にyoutubeのリンクも貼ってます。

ケセラセラ
Mrs.GREEN APPLE
作詞:大森元貴
作曲:大森元貴
ケセラセラ
今日も唱える
限界?上等。やってやろうか。
愛を捨てるほど暇じゃない いつもAll right All right
ここを乗り越えたら 楽になるしかない

痛み止めを飲んでも
消えない胸のズキズキが
些細な誰かの優しさで
ちょっと和らいだりするんだよな

負けるな
今日も踏ん張って
固めた殻で身を守って
また諦める理由探すけど、

ケセラセラ
今日も唱える
限界、上等。妬ましさも全部
不幸の矢が抜けない日でも All right All right
食いしばってる

でもね、
今日はちょっとだけご褒美を
わかっているけれど
私を愛せるのは私だけ。
生まれ変わるなら?
「また私だね。」

ひとりぼっちだと気付いても
繋がりは消えるわけじゃない
たまにがいい たまにでいい
ちゃんと大切だと思えるから

貴方の幸せを分けてほしい
悲劇の図鑑
私ってそう。
仕方ない程 自分よがり

バイバイ 幼き愛の日々
良いよもう 願うは「はじめから」
ベイベー 大人になるもんなんかじゃないぞ
ツァラトゥストラ

ケセラセラ
今日も唱える
何のせい?誰のせい?
勝てなくたっていい
負けない強さを持ちたい そうさAll right All right
乗り切ってみせる

ケセラセラ
今日も言い聞かせる
不幸の矢が抜けない日でもAll right All right
止まらないで居よう。

だから、今日は
ちょっとだけご褒美を
笑える日は来るから。
私を愛せるのは私だけ
生まれ変わるなら?
「また私だね」

バイバイ 無頓着な愛の日々
ファンファーレ 喜劇的な「つづきから」
ベイベー 大人になんかなるもんじゃないけど
ケセラセラ
バイバイ 空っぽの器にヒビ
ファンファーレ 明日も「つづきから」
ベイベー 大人になんかなるもんじゃないけど
なるようになるのさ
ケセラセラ

なぜか口ずさんでいた歌

ミセスはずっと好きだったけど、最近気がつくとケセラセラを口ずさんでた。
歌詞とかあんまり考えてなかったんだけど、急に歌詞の内容が頭に入り込んできて涙が流れた。
それは、ここ数年の自分と歌詞が重なったからだった。
介護の仕事を始めて、初めは頑張ろう!そう思った。だけど、段々と頑張れなくなっていった自分と
そして、また頑張ろうと思た自分。
それが完全に重なっていた。
大好きで仕方なかった保育を離れると決めたこと
離れても頑張ると決めたこと
それは自分の中での言い訳じゃなく
本当に納得して決めた事だったし
施設内保育ではできなかった保護者や保育者への支援が、現場を離れる事でできるようになる。そう思ったのは言い訳でも何でもなく。自分のやりたい事だった。
だけど、いつまでも変わらない現状が自分を蝕んだその心境がケセラセラの歌詞にはそのままあったような気がした。

歌詞と自分の事

補足だけど、僕は心を病むほど辛いならその場を離れるべきだと思うし、理不尽に耐える事で得られるものはあるけど、理不尽に自ら飛び込む必要はないと思ってる。
自分が何かに耐えている時、それは完全に自分の決断の元に起こっていると思ってる。
基本は心の赴くまま人生楽しくてナンボ。という考え方。
それを踏まえたうえで歌詞と自分の話をしていこうと思う。

それでは
いってみよう!
※太字が元の歌詞。それ以外が僕のこと。

ケセラセラ
今日も唱える
限界?上等。やってやろうか。

幼稚園を辞めて、社会福祉協議会に入って配属されたのは介護福祉施設だった。
保育から離れてやれるかどうか心配だった。内定を蹴る事も考えたけど、自分に語りかけてた。
限界?いやいや上等!やってやろうじゃない!って。
自分を奮い立たせてた。

愛を捨てるほど暇じゃない いつもAll right All right
ここを乗り越えたら 楽になるしかない

ここを乗り越えたら…この経験がきっと次の配属先や自分のやりたいことに繋がっていくはず。そう言い聞かせてた。
楽になるしかないってのは今の自分が1番苦しい時の自分に言ってるような気がした。

痛み止めを飲んでも
消えない胸のズキズキが
些細な誰かの優しさで
ちょっと和らいだりするんだよな

介護に配属されて1年経ち2年経ち
自分がやりたい道に全然進めない日々。
自分の決断は間違ってたのかもしれない。そんな事を思いはじめて、仕事に対するモチベーションは下がって、苦しくて苦しくてしょうがなくなってた。一時的に気を紛らしても(痛み止めを飲んでも)その時だけで根本的な苦しさが癒える事はなかった。
でも、そんな時、保育仲間と会って刺激もらったり励ましの言葉をもらうと、ちょっと楽になる自分がいた。

負けるな
今日も踏ん張って
固めた殻で身を守って
また諦める理由探すけ


仲間からもらったモチベーション。自分自身が語りかける鼓舞。
自分が決めた事じゃないか。負けるな!そう言い聞かせて踏ん張ってた。
いつの間にか仕事の時は表情を失い。自分を守る為に殻に閉じこもってた。
もう辞めちゃおうか?そうやって、あの時決めた自分の夢を諦めようともした。

今日も唱える
限界、上等。妬ましさも全部
不幸の矢が抜けない日でも All right All right
食いしばってる

自分の中でずっと苦しさが渦巻いてた。
限界?ではない限界、
そう疑問系ではなく自分のが明らかに限界を感じてた。
保育仲間の楽しそうな保育が妬ましくも思てた。
自分の意図とは違う場所で苦しむ自分。
そんな悲劇のヒーローを演じてたかもしれない。正しく「不幸の矢」が抜けない日々。…でもその矢って誰が刺したの?
限界を越えても歯を食いしばって頑張ってた。

ひとりぼっちだと気付いても
繋がりは消えるわけじゃない
たまにがいい たまにでいい
ちゃんと大切だと思えるから


決意して進んだ道だけど、自分のやりたい仕事は一向にできず介護に明け暮れる日々。保育の仲間に置いていかれそうなそんな寂しさも感じてた。
だけど、繋がりは消えるわけじゃなかった。
自分の保育の話をする事で、「ゆきちゃんと仕事したい!」保育仲間が何人もそう言ってくれた。勿論一緒に働きたい。
でも現実はそうできることもなく…程よい距離感。それが仲間を大切と思えるのかもね。

貴方の幸せを分けてほしい
悲劇の図鑑
私ってそう。
仕方ない程 自分よがり


こんな不遇の僕に構ってほしい。そんな感じだったのかもしれない。
自分ってどこまでも自分よがりだったのかもなって。

ケセラセラ
今日も唱える
何のせい?誰のせい?
勝てなくたっていい
負けない強さを持ちたい そうさAll right All right
乗り切ってみせる

この不遇は
何のせい?誰のせい?
人事を決めてるあの上司が俺の事さえ分かってれば!
いやいや、この状況も全部、自分が受け入れたからこそある現実。
じゃあ自分のやりたい事ができる日まで頑張る。
だから、この状況が変わらなくたっていい
ただ、今この状況に負けない強さがほしい
僕を応援してくれてる仲間たち!乗り切ってみせるから見ててよ

ケセラセラ
今日も言い聞かせる
不幸の矢が抜けない日でもAll right All right
止まらないで居よう。


悲劇のヒーローぶっててても良い。
先が見えないかもしれないけど
とにかく止まらず進んでみよう。

だから、今日は
ちょっとだけご褒美を
笑える日は来るから。
私を愛せるのは私だけ
生まれ変わるなら?
「また私だね」

この3年間必死で頑張って来たでしょ?
そんな自分を認めてあげても良いんじゃない。

もがいてもがいて
保育仲間から置いてかれそうなそんな状況と、介護に向き合った日々。
まだまだ、介護には向き合ってるけれど
ひたむきに、ひたむきに
保育仲間に支えられながら、保育とは違う所で
自分を信じて頑張ってた
ある日、突然景色が変わる時がくる。
今の自分が苦しくてたまらない自分を俯瞰しながらそう言ってる景色が見えた。
笑える日は来るから。
って。

だから自分信じていこう自分を完全に信じられるのは自分だけ。

今の自分が自分に言う
生まれ変わっても自分で在りたいと

身の回りで起こる事には意味があるのかもしれない

こうやって音楽を聴きながら涙を流しました。
自分の脳内で起こってることを文字に起こすって、結構恥ずかしいんだなって思った。
だけど、自分がいつか読み返した時にこんなこともあったなって思たら良いなって思うし。
自分が大切だと思ってる仲間たちにも、自分の心の葛藤があったことや今はそれでも吹っ切れた事を伝えられたら良いなって思って今回まとめてみた。

こんな乱文駄文を最後まで読んでくれてありがとう。

メッセージって誰がどこから運んでくるかは分からないと僕は思ってる。


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