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引きこもりになった私を保育士に復帰させてくれた言葉

私は酷くブラック幼稚園に就職し、だらだら辞めなかったせいで引きこもりになるほど病んでしまった。

「もう絶対保育士になんて戻らない」

ブラック幼稚園を辞めてからの約3年半ずっとこう思っていた。

*保育士に戻りたくなかった理由
もう傷つきたくない
次の職場でもだめだったら出来損ないと決まるんじゃないか
もう家族に心配や迷惑はかけられない
園長にどこに行っても同じだと言われたし

ずっとこんなことがぐるぐる頭を回っていて
保育士に復職するなんて「とんでもない!」と思っていた。


特に家族にはブラック幼稚園時代にとんでもなく迷惑をかけたから。

父親があまりに酷い園の対応に乗り込もうとしたこと。
徹夜でやっても終わらない仕事に付き合ってくれたこと。
何度ももう辞めよう?と説得してくれたこと。
仕事を投げ出してでも退職を決意させてくれたこと。

この文章を書いているで泣いてしまう。
過保護とは程遠いうちの家族がここまでしてくれた。

もうこんな迷惑をかける訳にもいかないから保育士は絶対しない。と思っていたけどフリーターとして働いて自分を取り戻してきた頃に家族からこんな話が。

そらが子どもとのエピソードを話している時すごく楽しそうなんだよね。
他の園ならそらは保育士できると家族みんな思ってるよ。
職場と合わなかっただけ。
無理にとは言わないけど、
ずっと嫌な思い出にするよりもう1回挑戦しておいで?
『自分は出来ない』と思ってるのはそらだけだよ。

私が保育士をするなんて、家族にとってもトラウマレベルの話なのに。
このままだとずっと「できなかった」で終わる。
それはもったいないと背中を押してくれた。

自分たちの心配よりも私のことを考えて行っておいでと行ってくれた家族には本当に感謝しています。

そのおかげで今は、大変でもそれなりに楽しいと思える保育園で働けています。
もう一度チャレンジしてよかった。

家族もチャレンジさせてよかったと思ってくれていたらいいな。

私が立ち直れたきっかけは『捨て猫との出会い』でしたっ! もしもサポートして頂けましたら、 愛猫に贅沢させてあげようと思いますฅ•ω•ฅ♡♥