就活・転職活動における自己分析の重要性
こんにちは!保育のとびら事務局のふじいです。
「自己分析って、なぜやらないといけないかはよくわからない…」
そんな声を、保育学生さんのみならず、就職活動・転職活動をされている方からよく伺います。
なぜ自己分析が必要なのか?どういうやり方が良いのか?考えてみました。
なぜ自己分析が必要なのか?
1)就活の軸をはっきりさせるため
なぜ保育士・幼稚園教諭・調理師・看護師になりたいと思ったのか?
という問いに対する答えは、往々にして自分自身の過去の経験の中にあります。
たくさんある会社・職場の中から「ここだ!」と思える場所を選ぶために、まずは自分自身の経験を棚卸して、「自分」について理解しておくことが重要です。
2)自分のことを相手に分かりやすく伝えるため
面接やエントリーシート、職務経歴書などで自分の事を分かりやすく伝えることは重要です。【分かりやすく伝える】上で役立つのが自己分析です。「私はこういう人間です」を伝える際に、事実や根拠を一緒に伝え、説得力を持った話をすることができます。
自己分析のメリット
自己分析によって得られるメリットは、主に以下の内容があります。
・目指したい方向性を明らかにすることができる。
・自分の性格や傾向を把握することができる。
・自分に合う会社・園を選ぶ基準になる。
就職・転職活動をしていると、本当に忙しくて
「とりあえず内定をもらえたからここの園に就職しよう」という
気持ちになってしまう可能性があります。
あらかじめ、自己分析をしておけば自分自身の【こう在りたい】という
基準をもとに就職先を決定する一助になるので、
是非、活動する前に実施することをおススメします。
自己分析の方法「マインドマップ」
ではどうやって自己分析をするのか?というご質問をよくいただきますが、方法はたくさんあります。
今回はその中でもおススメな「マインドマップ」についてご紹介します。
マインドマップとは、自分の頭の中にある思考をクモの巣状に広げて「地図」のようなものを作る手法です。
マインドマップの作り方にもさまざま方法があるようですが、
今回は、「なぜ?」を繰り返すことが掘り下げる形式をご紹介します。
手順①中心に自分が好きなこと・苦手なこと・なりたい夢を書きだします。
手順②それは「なぜ」なのか?理由を書きだします。
手順③手順②で書いた理由にも「なぜ」の質問をして、理由を書きだします。
手順④手順③で書いた理由にも「なぜ」の質問をして理由を書きだします。
・・・
理由がなくなるまで深く深く、理由を掘っていきます。
例)
中心に置いた好きなことが「マラソン」の場合
※→は「なぜ」の質問です。
→ⅰ)景色を楽しむことができるから→自分が知らない街・景色を見るのが楽しいから→知らない環境にいくとわくわくするから→幼少期に転勤が多く、知らない街に行くとそこで新しい出会いがあってわくわくしていたから
→ⅱ自分の記録にチャレンジすることができるから→今まで自分が達成することができなかった境地に立つことができると嬉しいから→中学生・高校生の時に味わっていた達成感を味わいたいと思っているから
→ⅲ一緒に走っている人と仲良くなれるから→苦しい状況でも、一緒にゴールに向かって走っていることが感じられ、距離が縮まりやすいから→受験の時や体育祭の時、クラス全員で一緒の方向を向いて乗り切った経験があるから、そこに近いと感じるため
例)の分析からは、【環境に対する耐性がある】こと、【自分で目標を決めて達成に向け行動できる】こと、【一緒の方向を向いて努力人が周りにいると気持ちを強く持てる】ことが分かりました。
このように、『自分』をより深く理解するため・整理するために自己分析は必要といえます。
これから転職・就活をされるという方へ
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