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保育を見直す時に 読んだ本

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はじめに

私は、自園の保育を保育者主導の保育から、子ども主体の保育に変革していきました。

ですが、それは、簡単な道のりではありませんでした。

なんとなく、「今の保育が子どもたちの為になっていないのではないか」と思っているだけで、それを理論立てて説明する術を持っていなかったのです。

そして、どう勉強すれば良いのかもわからない…

そんな中、研修に参加したり、本を読んだりして、保育への理解を深め、同僚・上司に「子ども主体の保育」について説明できるようになりました。

他にも、そのような悩みを持っている方のために、読んで参考になった本をご紹介していきます。

保育を変える原点 2冊の本

そんな中、出会ったのが、この2冊です。

実際に何をすれば良いかではありませんが、考え方などが深まる本です。

はじめは、幼稚園の基礎を学んだ方が良いと思い、「育ての心」を読みました。

文章が少し古いので、読みにくいと感じる方もいるかもしれませんが、保育の考え方は、昔から、子どもの気持ちを感じることなのだ、と実感しました。

次に読んだのは、子どもへのまなざし

直接的に、「遊びが大切である」とは書いてありませんが、ヴィゴツキーの遊びの読み取りや、「やり直し」の不必要性、トイレを大人がコントロールしてはいけない訳など、「大人が子どもをコントロールする保育」をしていた保育者たちに伝えたい内容が多く書かれていました。


幼児教育の重要性を説明する本

「学力」の経済学

こちらの本は、アメリカで行われた研究のペリープレスクールプロジェクトの詳しい内容を知るために読みました。

この研究では、質の良い保育を受けた人と、そうでない人を比較した結果、非認知の重要性が重要であると示されています。

質の良い保育とは、何だったのか、気になる方は、是非本を読んで見て下さい。


事例が載っている本 2冊

どちらの本も写真付きで、事例が載っているので、参考になります!

園に1冊は欲しいですね。


保育観を深められる 2冊


100分で名著 エミール

エミールの原文を読んでみたかったのですが、購入することが難しかったので、まとめられているこちらの本を読みました。

人は、誰の為に生きているのか。


吉村真理子の保育手帳

3歳児の担任をした時に読んだ本です。

子育てや1・2・歳児の経験がない方には、特にオススメです。

今の園の保育の方法を見直そうと思える内容が記載されています。

そして、3歳児の魅力が伝わります。


園内研修に役立つ本

ミーティング・ファシリテーション入門

色々な研修方法が載っています。

何回もこちらで紹介されている手法を園内研修で使わせてもらっています。

付箋を使ったり、楽しみながら研修を作っていける一冊です。

主任・園長は読んでおくと良いと思います。

最後に

どの本も、今の私の考え方を作るうえで、影響を受けています。
興味のある本が有りましたら、是非読んでみて下さい。


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