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#49 あなたの保育に本当に必要なのはどの側面?子ども観をA面・B面・C面から考える

意識的にも無意識的にも、子どもと関わるときに選択される言葉、振る舞いは何に基づいているのでしょうか?

今年度は、保育学生向け、現場の保育者向け、どちらも自身の「子ども観」と向き合うことを共通のテーマにしています。

子ども観
保育者が子どもをどのような存在としてとらえているか?

『#15 子ども観と子ども理解の違いから保育を考える』より

普段、子どもとの関わりで何気なく発している言葉、表情、振る舞いなどや、環境構成の判断にはさまざまな背景があります。

目の前の子どもの姿に応答するような関わりでも、物的環境を整えるときでも、自身の子ども観が少なからず影響を与えているものです。

もちろん「子ども観」単体に基づくのではなく、保育観や子ども理解などと相互に関連しますので、一つ一つと向き合うことが大切になってきます。

最近、子ども観をしなやかに扱って、実践へと活かす確認方法として、子ども観を3つの側面でとらえる方法を考えていたので、今回はそれについて書いていきます。

子ども観の「A面・B面・C面」

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